この記事では観て気持ちがスカっとする爽快なアクション映画を紹介しています。
ストレス解消にもってこいの派手な爽快アクション映画は、主人公には決して弾が当たらないなど、突っ込みどころも多いけれど、そこが魅力の1つでもあります。
大好きなんですよね、アクション映画。
かっこいい主人公が敵を容赦なくなぎ倒す華麗なアクションシーンに酔いしれるのがいい。何も考えずに映画に没頭できます。
この記事ではおすすめの12作品を紹介します。個人的な好みになりますがキアヌ・リーヴスが大好きなので、キアヌ作品を2つピックアップしました。(本当は他にも入れたかった(笑))
目次
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
監督:ダグ・リーマン
出演:トム・クルーズ/エミリー・ブラント
製作:2014年/アメリカ
「ギタイ」と呼ばれる謎の侵略者と人類の戦いが続く近未来を舞台に、同じ時間を何度も繰り返すはめになった兵士が、幾度もの死を経験し、成長していく姿を描く。出典:映画.com
『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン監督らしいスピード感あふれる映像とストーリー展開に開始早々に魅せられてしまいます。
いつもは『ミッション・インポッシブル』シリーズなどで超人的な身体能力を発揮する大スター、トム・クルーズが本作ではヘタレで弱虫を演じます。
戦場に出ることを怖がり、あっさり殺されてしまうシーンは思わず笑ってしまった。その後も数えきれないほど死にます(笑)
何度も殺されてもタイムループで死の2日前にさかのぼる主人公は、「学習」を繰り返すことによって、逞しくなり、死を回避していく。
「学習して生き伸びる」を繰り返すことにより、少しずつ時間を進めていく様子は、まるでゲームをクリアして次のステージに進んでいくかのようです。
「女神」と呼ばれる美しい女戦士を演じたエミリー・ブラントの凛々しさも必見です。
▼原作は日本のライトノベル。桜坂洋の「All You Need Is Kill」(集英社スーパーダッシュ文庫刊)
▼トム・クルーズのたくさんの死に様が観られます。
『ジョン・ウィック』
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーヴス/ミカエル・ニクビスト
製作:2014年/アメリカ
亡き妻からプレゼントされた子犬が、ある日ならず者に殺されてしまう。子犬の飼い主は伝説の殺し屋ジョン・ウィックだった…。愛する女性のために殺し屋稼業から足を洗った男が、妻から贈られた子犬のために再び銃を手に取ります。
”ぎこちない手つきで犬と戯れるキアヌ”という最高のサービスショットに心ときめきます(*’-‘*)エヘヘ
激しい音楽に合わせて、キアヌが撃つ、撃つ、撃つ!カンフーとガンアクションを併せた「ガンフー」なる新しいスタイルのアクションシーンが満載で、最初から最後までキアヌ演じるジョン・ウィックから目が離せません。
殺し屋御用達の、ちょっと風変わりなホテルなど、ユニークな設定も楽しめます。
▼パート2も大ヒット、現在パート3が製作中です。
▼怒らせたら怖い男キアヌの魅力が満載です。
『96時間』
監督:ピエール・モレル
出演:リーアム・ニーソン/マギー・グレイス
製作:2008年/フランス
一人娘を溺愛する元CIAのパパが、人身売買組織に誘拐された娘を奪還するためにたった一人で戦います!
脅す、殴る、蹴る、撃つ、盗んだ車で大暴走、爆破。愛する娘のためなら、なんでもやるパパが無茶をやらかします。そこまでやるか!というくらい、徹底的に敵を叩きつぶします。
90分とコンパクトでスピード感あふれる作品です。
▼シリーズ3作作られましたが、パート1が一番面白いです。
『ダイハード』
監督:ジョン・マクティアナン
出演:ブルース・ウィリス/ボニー・ベデリア
製作:1988年/アメリカ
テロリストに占拠された高層ビルで、たまたま居合わせた警官がたった一人でテロ組織に立ち向かう。
「世界一運の悪い男」ジョン・マクレーンがテロリスト相手に大活躍。「巻き込まれ系」なのでぶつぶつ文句言いながら、敵に向かっていく姿が微笑ましい(笑)
孤軍奮闘の戦いの中で、外部に一人だけ協力者を得るのですが、この二人の掛け合いが思わずくすっと笑ってしまう。コミカルとハラハラのバランスが最高です。
テロリストのリーダーを演じたアラン・リックマンの渋い低音ボイスも魅力的です。(敵ですが!(笑))
『イコライザー』
監督:アントワン・フークア
出演:デンゼル・ワシントン/クロエ・グレース・モレッツ
製作:2014年/アメリカ
昼間はホームセンターで働くおじさんだけど、実は彼の正体は凄腕の元CIA。ただのおじさんだと侮ると、痛い目にあいます。
一線を退き、平穏な日々を送っていた男は目の前の少女を救うために、自ら戦いの中に身を投じていく。その生きざまにしびれます。
クライマックスの激しい戦いの舞台がホームセンターなので、ユニークな武器が多数登場します。
この映画を観て以来、ホームセンターに行くと「これで殺せるかな?」と想像するクセがついてしまったのは私だけではないはず!
『ザ・コンサルタント』
監督:ギャビン・オコナー
出演:ベン・アフレック/アナ・ケンドリック/J.K.シモンズ
製作:2016年/アメリカ
昼間は会計士。その正体は実は凄腕の殺し屋…。
自閉症で他人とコミュニケーションを取るのが苦手な殺し屋クリスチャン・ウルフをベン・アフレックが演じます。
自閉症の症状をカバーして社会生活を営むクリスチャンの姿が健気で妙に可愛らしく見えてしまい、ツボにはまります。いかつい容貌とのギャップがいいんですよね。
指先にフゥフゥと息を吹きかけるクセも、つい真似したくなります(笑)
本気を出すとクリスチャンは強い。どれほど距離が離れていたって命中率は100%のスナイパー。彼に狙われれば、決して逃げることなどできないのです。
しっかり伏線を織り込んだ脚本も見事です。
『キック・アス』
監督:マシュー・ヴォーン
出演:アーロン・ジョンソン/クロエ・グレース・モレッツ
製作:2010年/アメリカ・イギリス
冴えないオタクがヒーローに憧れ、ダサいコスチュームを着てヒーローとして立ち上がります!弱くてダサイけれども、その心意気だけですでにヒーロー。
本作の見どころは何といってもクロエ・グレース・モレッツ演じるヒットガールの可愛らしさと強さ。
愛らしい姿をしながら、キレキレのアクションで敵を容赦なく倒していく殺戮マシーンなんです。ノリノリの音楽に乗って軽快なアクションで次々敵をなぎ倒していきます。
テンポのいいストーリー展開と、個性的なキャラクター。アクションとコミカルが見事に合わさった傑作です。
『トリプルX:再始動』
監督:D・J・カルーソ
出演:ビン・ディーゼル/ドニー・イェン
製作:2017年/アメリカ
並外れた身体能力を持つ凄腕スパイのザンダー・ケイジが悪の組織に奪われた「パンドラの箱」を巡って戦う!
ヴィン・ディーゼル、ドニー・イェン、トニー・ジャーらが織り成す、人間離れしたアクションシーンが最大の見どころ。
ストーリーやちょっと緩めですが、最初から最後まで「ありえない」命知らずな行動のオンパレードで、頭空っぽにして、存分に楽しめる2時間です。
意味もなく露出度の高い綺麗なお姉さんがたくさん出てくるというサービスポイントもあります(笑)
『スピード』
監督:ヤン・デ・ボン
出演:キアヌ・リーヴス/デニス・ホッパー/サンドラ・ブロック
製作:1994年/アメリカ
スピードが落ちると爆発する爆弾が取り付けられたバス。乗客を空くために乗り込んだSWAT隊員ジャックの活躍を描く。
キアヌ・リーヴスとサンドラ・ブロックを一躍スターに押し上げた90年代を代表する傑作アクション。
負傷した運転手の代わりにバスを運転することになった学生アニー(サンドラ・ブロック)とジャックの掛け合いのテンポがいい。
障害物や、ガス欠など、猛スピードで走り続けるしかないバスの行き先を阻むトラブルが次々に持ち上がってくる。ジャックとアニーは力を合わせて困難を乗り越えていく。
二人の間には強い信頼関係が生まれ、徐々に恋も芽生えていきます(*’-‘*)エヘヘ
短髪でりりしいキアヌが、姿を見せない爆弾魔に立ち向かう姿に一目ぼれして早20年以上が経過。私にとって生涯で忘れえぬ1本です。
『キングスマン』
監督:マシュー・ヴォーン
出演:コリン・ファース/マイケル・ケイン/タロン・エドガートン
製作:2014年/イギリス
表の顔は高級テーラー、しかしその正体は…?
ラブコメやヒューマンドラマに数多く出演し、渋い演技で多くのファンを持つコリン・ファースがキレキレの激しいアクションを披露しています。あのコリン・ファースが!という点で驚愕。
見ごたえのあるアクションシーンが次々に観られますが、特に中盤の教会での大殺戮シーンの激しさ。まるでワンショットで撮影されたかのように見えるそのシーンは、計算されつくした芸術的な美しさを感じます。
監督は『キック・アス』のマシュー・ヴォーン。作品に散りばめられたブラックな笑いも存分に楽しませてくれます。
『コードネーム U.N.C.L.E.』
監督:ガイ・リッチー
出演:ヘンリー・カヴィル/アリシア・ヴィキャンデル/ヒュー・グラント
製作:2015年/アメリカ
1960年代のイギリスのTVドラマ『0011ナポレオン・ソロ』の映画化作品。東西冷戦下の1960年代を舞台に、CIA工作員ナポレオン・ソロが国際犯罪組織に挑みます。
『シャーロック・ホームズ』シリーズで知られるガイ・リッチー監督のスタイリッシュなアクション・ムービー。
どこか1960年代の懐かしさを醸し出す演出を織り込ませながら、現代風のクールな雰囲気に仕上がっています。
かつてジェームズ・ボンドの候補にもなったヘンリー・カヴィルのスーツ姿に惚れ惚れしてしまいます。アリシア・ヴィキャンデルの60年代風ファッションやインテリアも観ていて楽しい。
タイプの違う二人のスパイが、対立しつつも協力して任務を遂行するというのも、よくある設定ですが、二人の掛け合いが絶妙で飽きさせることがない。
出演シーンはさほど多くないものの、ヒュー・グラントがいい仕事をしています(*`д´)b OK!
お洒落でかっこいいアクション映画を求めている方におすすめ。