東京都港区にある乃木神社へ行ってきました。
この日は赤坂氷川神社へお参りした後、乃木神社にもお参りさせていただきました。氷川神社から乃木神社までは徒歩で10分ほど。
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乃木神社
乃木神社の御祭神
- 乃木希典命(のぎまれすけのみこと)
- 乃木静子(のぎしずこのみこと)
乃木希典は明治時代の軍人で、日露戦争や日清戦争で活躍した人物です。明治天皇が崩御された明治45年、御大葬の日である大正元年9月13日に妻と共に殉死しました。
江戸時代に幽霊坂と呼ばれていた坂は、乃木の死を悼み「乃木坂」と名を改められました。
旧社格は府社。現在は神社本庁の別表神社です。
最近ではアイドルグループの『乃木坂46』がヒット祈願や、メンバーの成人式を行っているそうです^^
乃木神社の御利益
勝負運・仕事運・縁結び
乃木希典が戦争で数々の功績をあげたことから、勝負運・仕事運アップなどの御利益があるとされています。勝負ごとだけでなく病気や自分自身に打ち勝ってく!という願いが込められた「勝守」が人気です。
出典:乃木神社公式サイト
また妻の静子が夫を内助の功で支え続けたことから、夫婦和合の神様でもあり、縁結びの神社としても知られています。
そのせい?神社の境内にはハートが隠れているそうなのですが、私はまったく気づきませんでした…。何度も訪れているのですが…。うーん、次回、探してこよう^^;
乃木神社の御朱印 授与時間と参拝時間
初穂料は300円。授与所にていただけます。(詳細はのちほど)
御朱印の授与時間:9:00~17:00まで。
参拝時間: 6:00~17:00まで。
乃木神社の所在地とアクセス
住所
〒107-0052 東京都港区赤坂8丁目11番27号
最寄駅
- 千代田線/乃木坂駅1番出口からすぐ
- 日比谷線・大江戸線/六本木駅から徒歩5分
- 半蔵門線・銀座線・大江戸線/青山一丁目駅から徒歩9分
乃木坂駅がおすすめ
乃木坂駅から行くのが一番近く、わかりやすいです。1番出口を出たら、すぐ隣が乃木神社です。それではさっそく境内へ。
乃木神社の境内へ
駅から徒歩10秒?で、乃木神社へ到着。鳥居の脇には立派なしだれ桜。春は見事に咲き誇ります!この近くに勤めていたことがあり、ふらりと、会社帰りに桜を見に立ち寄ったものです。
追記:2018年4月7日
しだれ桜の季節に乃木神社にお参りしてきました!
https://www.sukinamonotachi.com/entry/nogijinja_sidare_sakura
乃木神社の境内図
出典:乃木神社公式サイト
御手水
鳥居をくぐり、先を進むと御手水がありますので、こちらで手を清めます。
大きなくすのき。
おみくじが結ばれている球体。なんだか、不思議ですよね。いくつか、並んでいると、幻想的な雰囲気がします。
赤坂王子稲荷神社
御手水のすぐ横に末社「赤坂王子稲荷神社」があります。
赤坂王子稲荷神社は、乃木夫妻や乃木将軍の父親の信仰が篤かった東京都北区の「王子稲荷神社」を勧請した神社だそうです。
御祭神は次の通り。
宇迦之御魂神
宇気母智之神
和久産巣日神
連なる赤い鳥居が、稲荷らしいですね。階段をあがり、小高い丘のような場所にあります。
一段、高い場所にありますので、この場所から下をのぞいてみると、また違った風景が見えます。
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二の鳥居と拝殿
では、拝殿へ向かいます。
二の鳥居。シンプルですっきりした鳥居です。
鳥居の脇に狛犬。おかっぱみたい^^;
乃木将軍の誠実なお人柄が感じられるような、装飾の少ないシンプルな拝殿です。昭和20年の空襲で焼けてしまいましたが、昭和37年に再建されたそうです。
訪れたのは12月初旬。境内には紅葉が見られました。
太陽の光に照らされた真っ赤な紅葉は燃えているように、鮮やかです。
この日は朝から雨がぱらつき、天気があまりよくなかったのですが、時折、雲のあいだから、強い日差しが射していました。
拝殿から、二の鳥居を振り返って見た景色。
二の鳥居をくぐり、すぐ右横にある、こちらの授与所にて御朱印がいただけます。お守りや御祈祷もこちらで。
宝物殿があり、乃木夫妻ゆかりの品々が飾られています。入場料は無料。
雷神木
本殿のすぐ横にある「雷神木」。
昭和47年に、この木に落雷があり、樹片が大きく飛び散ったそうですが、本殿にはいっさい傷がつかなかったそうです。
まるで、木が本殿の身代わりになったかのように…。(その後も、木は枯れることなく同じ場所で息づいています。)
正松神社とさざれ石
本殿の右横に摂社である「正松神社」があります。看板がありますので、こちらにもぜひお参りを。
看板の隣にあるのはさざれ石。「君が代」に登場する、あの石です。長野県諏訪市にある諏訪大社下社秋宮にもさざれ石がありました。(参考>>>諏訪大社四社巡りについて)
奥まったところに、正松神社があります。こちらの鳥居もすっきりした、シンプルなデザイン。
正松神社の御祭神は、吉田松陰とその叔父である玉木文之進。乃木希典は青年時代、玉木文之進の師事していたそうです。実弟が文之進の養子になっていたりと、縁が深かったようです。
参道は銀杏の落ち葉で、黄色に染まっていました。
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旧乃木邸
乃木神社と隣接して、旧乃木邸があります。こちらも見学してみました。
旧乃木邸と馬小屋は東京都港区指定文化財です。
乃木家祖霊舎
乃木家の祖先と、御祭神ご夫婦が祀られています。
このご自宅で、乃木ご夫妻は自害をされたそうです。
厩
背後には高層ビルも見えていますが、ここからほんの少し歩くだけで、賑やかな繁華街になります。
赤い紅葉が、石畳の上に散っていました。秋も終わり、季節はもう冬です。
以上、乃木神社のご紹介でした。
乃木神社 まとめ
駅からすぐ、というアクセスの良さが魅力です。ほんの数分歩くだけで、賑やかな六本木の繁華街に行けるというのが、信じられないほど静かな場所。ゆったりとした時間が流れています。
拝殿や鳥居がいずれも非常にシンプルで、すっきりしたデザインだったのも印象的でした。
乃木神社の近くにある神社。
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