【万葉の里白雲荘】②夕食＆朝食編＊ミシュランガイド掲載の美食の宿にリピート宿泊｜湯河原温泉

本レポの内容は訪問時のものです。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

初訪問ですっかり気に入ってしまい、2回目は夫を誘って夫婦で宿泊しました。

前回は宿の概要と宿泊した部屋「漱石」と大浴場について紹介しました。漱石は白雲荘で一番広く専用露天風呂とサウナがついた部屋です。

今回は夕食と朝食の紹介です。

味はもちろん、見た目や調理方法も工夫がされていて料理が出てくるたびに驚きがあって食べていて楽しい気持ちになれるんです。

では紹介していきます♪

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万葉の里　白雲荘＊夕食｜選べる一品付き！磯づくし会席

夕食は以下の2部制となります。

17：30〜
20：00〜

時間指定はチェックイン順で決まりますので早い時間をご希望の方は早めのチェックインをおすすめします。20：00スタートだとお腹が空きすぎちゃいますもんね＾＾；

私たちが予約したのは「磯づくし会席」。基本会席にプラス2,500円で選べる一品が付きます。初訪問時と同じプランです。とてもいいプランだったのでリピートしました。（予約できるプランは宿泊時期によって変わります。最新の情報は公式サイト等でご確認ください）

磯づくし会席はチェックイン時に以下の2つから好みの料理を選びます。

かき揚げ
雲丹焼き

私は前回食べて気に入ったかき揚げ、夫は雲丹焼き、とそれぞれ別のものを選んでシェアしあうことにしました。

夕食は食事処「千渓」にて。

川に面した1階にあり、窓が大きく開放感があります。木々の緑と暮れていく空を感じながらの夕食です。隣のテーブルとの距離もしっかり取られておりゆったりした気持ちで過ごせます。

さあ、お食事スタートです。

▼本日のお品書き。初夏らしいアサガオの絵が描かれています。

▼まずは一品め。スイカのバスパチョ。スイカの赤い色が美しくて目を引きますね。

【先付】スイカガスパチョ

スイカの甘みがしっかりと感じられ、冷たくておいしい！横から見ると、氷でしっかり冷やされています。ガスパチョは季節の素材が使われています。ですので季節を変えて訪問するたびにいろんな味のガスパチョを楽しめます。この他にはマンゴーのガスパチョ、かぼちゃのガスパチョなどをいただきました。

毎度のことながら限りなく下戸ですのでソフトドリンク。ジュースです。

▼続きましては前菜です！

【前菜】若鮎グリル　白瓜昆布〆　梅クリームチーズ　帆立緑酢和え　水蛸カルパッチョ仕立て　豆真丈　酢取り茗荷

上にまぶされている黄色い粉はは「からすみ粉」。梅クリームチーズは甘い梅とすっぱい梅ジャムが乗せられていて2つの味をを楽しめます。水タコのカルパッチョは軽くグリルされてあってほんの少し香ばしいのがいいですね。

▼次は椀物。

【椀物】湯引き鱧　陸蓮根　柚子

夏といえばハモ！旬の食材です。薄味でとても上品。柚子の風味がほんのり香ります。

うんちく大好きな夫にはドヤ顔されましたが、私は初めて知りました。

「陸蓮根」の読み方はオクラ！

▼お造りです。盛り付けがいわゆる普通のお造りとはちょっと違う・笑

【造り】宮城県産　鰹藁焼き　山梨県産　ふじの助　駿河湾産　アオリイカ　千葉県産　栄螺

白雲荘の料理は見た目からしてワクワクさせてくれる。オーソドックスな温泉旅館の料理とは異なる「個性」を感じます。

カツオは生姜でさっぱりといただきます。ふじの助はニジマスとキングサーモンを掛け合わせた魚だそうです。レモンと一緒にさっぱりと。

サザエは味がついているのでそのまま。柑橘（文旦）のオイルはアオリイカに合わせると美味しいです。

▼オイルはロビー脇の売店スペースで購入できます。（買いました！）

▼磯づくし会席の夫のオーダー分「雲丹焼き」がきました。別々の料理を選んだのでそれぞれシェアします。

【磯づくし会席】雲丹焼き

たっぷり＆こんもりしていて、焼いてるので表面がカリッとしているのですが、中身はトロトロ。口の中でとろけます。

▼魚料理が続きます。

【魚料理】下田金目スープ煮

下田産の金目鯛のスープ煮。大きなハマグリとアサリがたっぷり入っています。一度焼かれた金目鯛は皮にちょっと焦げができていて香ばしい。貝の旨味たっぷりのスープはとてもおいしくて飲み干してしまいました。

▼口直しのグラニテはレモン。口の中をリセットしてさっぱり。

【グラニテ】季節の水菓子

▼肉料理は白雲荘名物の宝楽蒸し！前回は魚介の宝楽蒸しだったけど、今回は肉料理。肉好きなので嬉しいなぁ。

【肉料理】宝楽蒸し

▼熱々に焼いた石を敷き詰め、その上に具材を置き、酒をかけるとこんな感じ。ものすごい湯気がもうもうと立ち上ります。

▼出来上がり。

▼完成。

上に乗っているのはウニ。ウニソースの下のお肉はレア！（写真撮り忘れた・・・）とても柔らかくて口の中で肉が溶けます！

▼さっぱりレモンを絞って。ソースは赤味噌、バルサミコ酢、砂糖を混ぜ合わせたもの。和と洋が合わさっていいお味です。

▼りんごジュースを追加。

▼磯づくし会席の私のオーダー分「海鮮かき揚げ」登場。前回宿泊時に食べてとてもおいしかったんです。また食べられて嬉しい！

【磯づくし会席】かき揚げ

見てびっくりしたけど前回よりも量が多いです。エビやアワビがたっぷり入ったかき揚げの周りにえのき、なす、にんじんなどの天ぷらが添えられているのですが、それらが2人分ある。かき揚げ自身も大きいし、2人でシェアしてもかなり食べ応えがあります。

▼天つゆに大根おろしと生姜を入れて。この時点でかなりの満腹。かき揚げすごい。。。

▼酢の物。

【酢物】鰆焼き霜　湘南トマト

焼いたさわらとトマト、お出汁と酢のジュレがかかっています。かき揚げとウニ焼きまで食べるとボリュームあってかなり満腹ですがさっぱりしているのでするっと食べられました。

▼お釜で炊いた季節の炊き込みご飯。梅と桜海老の炊き込みご飯です。ピンク色がとてもきれい！思わず声が出ました。

【香物】漬物盛り合わせ
【留椀】赤出汁
【食事】桜海老御飯

赤だしと香の物と一緒に。お釜ごとテーブルに置いてくれるのでおかわりは自由です。梅のさっぱりした酸味、桜海老の出汁がしっかり染み出していて先ほどまで「満腹で苦しい」と言っていたのが嘘のようにしっかり食べられました・笑

桜海老と梅の組み合わせはすっかり気に入り、この後我が家の定番メニューに仲間入りしました。

▼ご飯を食べ終わったら場所をラウンジに移してデザートをいただきます。

【水菓子】すだちゼリー

▼本日のスイーツはすだちゼリー。中にはイチジク、プラム、巨峰などのフルーツがゴロゴロ入っていました。夏らしいすっきりした味わいで最後まで大満足の夕食でした。

白雲荘の料理はこれが2度目ですが、本当においしいです。味ももちろん、見た目や料理方法が個性的でワクワクするような楽しみがあります。2度目でも新鮮な気持ちになれ、その味にも感動してしまったので数ヶ月後にまたリピートすることになるのです・笑

▽別の機会にいただいた白雲荘の夕食はこちらをご参照ください。

▽白雲荘の予約・口コミの確認はこちらから。

万葉の里　白雲荘＊朝食

朝ごはんは8：00〜、または9：15〜スタートから選びます。私は8：00〜でお願いしました。

▼オレンジジュース。

▼昨夜の夕食ではお刺身につけた柑橘系のオリーブオイル。レモンのフレーバー。

▼木箱に入ったおかずたち。

ゆず風味のドレッシングがかかった刺身こんにゃく、自家製ハムは先ほどのオイルで、小松菜のおひたし、牛肉のしぐれ煮、しらすと大根おろし、塩辛などのごはんのおとも。どれもおいしくごはんがすすみます。

▼さばとさつま揚げ。火は通されていますが、火で温めてからいただきます。

▼コトコト、コトコト。気になる小鍋。

▼鍋の中身は野菜がたっぷり入った湯豆腐。このまま小皿によそっていただきます。お出汁がしっかり具材に染みてます。

▼しじみたっぷりのお味噌汁とお漬物。

▼ごはんは土鍋ごはん。魚沼産コシヒカリです。

ラウンジへ移動してデザートをいただきます。フルーツがたっぷり入ったヨーグルト。濃厚な味わい。

朝食の内容は前回宿泊時と大きく変わる部分はなく、今回もおいしくいただきました。

土鍋ごはんが熱々で甘みがあって本当においしい。自宅で土鍋で炊いてた時期がありましたが面倒で長続きしなかったんですよね・笑。おいしいものを上げ膳据え膳でいただける幸せを噛みしめました。片付けもしなくていいって最高ですよね。

食事を終えたらお部屋に戻り、専用露天風呂を堪能。11：10発のマイクロバスで湯河原駅へ。帰途につきました。

万葉の里　白雲荘に宿泊した感想とまとめ

2度目の訪問でした。コロナ禍の影響で大浴場が貸切制になっている等制限はありましたが、相変わらずごはんもおいしく、お湯もすばらしく、スタッフの笑顔と丁寧なおもてなしに癒されました。

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