夫婦二人で行くローマ・ウィーン旅行記の続きです。
前回はローマ到着からホテル・ガリレオでのお話でした。
ウィーン・ローマ旅行記:その②ローマ到着~フィウチミーノ空港からテルミニ駅に移動~ホテルガリレオへ
ローマ二日目はいよいよ始動、観光開始です。
街全体が遺跡のような場所なので、見どころがたくさん、どこにいようか迷いに迷いつつ、初めてのローマなのでベタな場所をぐるりと回ってきました。
今回はヴァチカン美術館のお話です。
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ヴァチカン美術館へ
ヴァチカン美術館の最寄駅
最寄駅はオッターヴィアーノ駅
テルミニ駅から乗り換えなしで1本で行けます。
駅から美術館まで歩いて10分弱です。
ヴァチカン美術館に入る際の注意点
- 露出度の高い服装は避ける
- 混雑するので事前予約をしておく。(特に繁忙期は必須)
美術館のあるヴァチカン市国そのものがカトリックの聖地のようなところですので、キャミソールやタンクトップなど露出度の高い服装は避けること。入館を拒否されることもあるそうです。
混雑するので事前予約が必須です。下記の公式サイトから予約できます。
公式サイト:Musei Vaticani – Biglietteria Online / Vatican Museums – Online Ticket Office
オススメ!!
ちゃんと予約できるか不安を感じる方は【JTBのオプショナルツアー MyBus JTB】で観光ツアーを申し込むのがオススメです。
自分でチケット買うよりも少し割高にはなりますが、並ばなくても確実かつ優先的に入場できるので便利です。
詳細は公式サイトからどうぞ。
▼オッタヴィアーノ駅からヴァチカンに向かう途中の景色。
観光ガイドには載らないごくごく普通の教会なのですが、歴史を感じさせる佇まいに初めてのローマであることも相まってテンションが急上昇中。
古そうな建物を見るたびに歓声を上げていました。
うるさ…、いや、楽しそうだったよね
ヴァチカン美術館到着
ゆっくり歩いて10分ほど。美術館につきました。
私たちは開館前には美術館について列に並んだのですが、その後ろにどんどん行列が…。世界中から観光客が訪れる場所ですからね(汗)
ヴァチカン美術館をより楽しむために
- 写真撮影は自由です(システィナ礼拝堂を除く)
- オーディオガイドあり(日本語にも対応)
- クロークあり(大きな荷物は預ける必要があります)
- 郵便局があり
- 館内にトイレあり
写真撮影自由なのは本当にありがたいです。素晴らしい旅の思い出になりました。
郵便局にはヴァチカン市国の切手やハガキなどが売られていて、旅の記念にヴァチカン市国から手紙を出す方が多いそうです。なかなかオツですね。
美術館の中にもトイレはありますが、わかりづらくて迷ったという話を事前に聞いていたので美術館に入る前に済ませました。
さて、いよいよ美術鑑賞がスタート!!
美術館鑑賞スタート!
▼朝イチで入館しましたが、同じことを考える人は多いのです。
▼天窓から差し込む光
▼光のなかの石像
写真撮影が自由なのであちこちたくさん撮ったのですが、天井もすごいんですよ。
みんな、カメラを天井に向けてました。ずっと口が開きっぱなしでした!
もちろん壁にも美術品がずらりと並んでいるので、どこを見てもすばらしくて、その場にいるだけで感動して涙が出そうでした。
▼『地図の間』
地図の間と呼ばれる場所で、壁には様々な地図が掲げられていて興味深く鑑賞したのですが、絢爛豪華な天井にも目を奪われます。
▼天井をアップで。
こんな天井がずーっと続いているんです。
▼他の場所で撮った天井コレクション
▼天井だけではなくあちこちに石像がにょっこりと。
▼壁にはタペストリー
▼ステンドグラスも
▼部屋の四方と天井すべてが美術品なんです。なんとも荘厳な雰囲気。
▼アテネの学堂
人が多くて真正面に回ることができなかったので斜めから。
とても有名な絵ですね。教科書にも載っていました。
とにかく大きくて、そうでありながら細部まで細やか。生き生きとした古代ギリシャの哲学者たちの姿。圧倒されてしまいました。
▼カップルさんの後姿が微笑ましくて一枚パチリ。
窓から差し込む光のなかで身を寄せ合う二人の姿は思わずシャッターを切りたくなるほど幸せそうでした。
クライマックスはシスティナ礼拝堂
首が痛くなるほど上を見上げていました。美しすぎて。
天井画の作者はミケランジェロ。
▼天井一面に広がるフレスコ画 創世記の9つの場面を描いています。
知ってる!教科書で見た!!!!すごい!!!(←心の内側では超ハイテンションでした。)
▼『アダムの創造』これもとっても有名な!
『E.T』の名シーンはこの絵から生まれたとも。
あと思い出すのは『魔女の条件』かなぁ。
松嶋菜々子さんと滝沢英明さんが共演した生徒と教師の禁断の愛を描いたドラマです。この絵が印象的に使われてました。(たぶんこの絵…違ってたらごめんなさい。)
▼『最後の審判』
これも知ってる…才才-!!w(゚o゚*)w
ただただ、言葉を失い、圧倒されて見とれることしかできませんでした。
※システィナ礼拝堂は写真撮影が禁止されていますので、フリー写真を使っています。
▼螺旋階段を登って外に出ます。
▼外に出たら城壁に沿ってずらりと人が並んでいました…。
この列に並ぶのはちょっと辛いですよね汗
チケット事前購入は必須&長時間並びたくない方は開館前に並ぶことをお勧めします。
並びたくない方は優先入場できるJTBの現地オプションサービスがおすすめです。
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サン・ピエトロ大聖堂
カトリックの総本山で初代ローマ皇帝の聖ペトロを祀った教会です。
こちらも大行列ができていました。
▼システィナ礼拝堂を出たらすぐそこにあります。
中に入る方はヴァチカン美術館とおなじように服装に気をつける必要があります。露出の多い服装はNG。服装と荷物チェックがあります。
日程的にヴァチカン美術館かサン・ピエトロ大聖堂のどちらかしか行けなかったので、今回の旅ではサン・ピエトロ大聖堂は諦め、外観のみを眺めて記念撮影をしました。
▼噴水と一緒に
▼石像をアップで。
▼サン・ピエトロ広場にそびえ立つオベリスク。25メートルあるそうです。
広場は椅子を並べている最中で中には入れませんでした。
予習としてヴァチカンを舞台にしたミステリー『天使と悪魔』を観ていました。
なので…↓
ユアン・マクレガーと同じ地に!!
テンションが上がりました!!
▼『天使と悪魔』 トム・ハンクス主演です。
▼ 馬車がいました。観光客用なのかな?
▼お土産の露店がありました。
これから歩いてスペイン広場に向かいます。
▼遠のいていくサン・ピエトロ大聖堂
離れてみるその姿もまた美しく、遠ざかっていく聖堂を何度も振り返りながら歩きました。
ヴァチカン観光のまとめ
映画、テレビ、本、写真などで何度も目にしてきた世界的に有名な絵画や建物を目の当たりに出来て、月並みな言い方しかできませんが、圧倒されて心を大きな波が揺さぶりました。
目に入る景色の美しさに、感動して何度も涙が滲みました。
美しいものを目にしたときに私がいつも思うことがあります。
世の中には醜いものも辛いこともたくさんあるけれども、美しいものもたくさんある。
これほどまでに美しいものを生み出せる人間は、そんなに捨てたもんじゃない。まだまだ頑張れる、まだまだ生きていける。これからも頑張って生きよう。
ローマに来る前は日本と比べて治安がどうなのか、不安だったのですが、想像していたほど恐ろしい場所ではなかったです。
スリにあった、ぼったくられた、盗まれた、そんな話ばかり気にしてましたが、大丈夫でした。
もちろん周囲に気を配り防犯意識をもって注意を払うことが大事です。
以上、ヴァチカン観光のお話でした。
次は徒歩でスペイン広場へ向かいます。ローマの街並みとスペイン広場を紹介します!
ウィーン・ローマ旅行記:その④ローマの休日の名シーンの舞台、スペイン広場とオードリーが愛したバビントン・ティールーム
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