下諏訪を訪れ、下社春宮と下社秋宮に参拝してきました!
このときはコロナ禍で観光客が少ない時期で、静かな境内で静かにお参りをさせていただきました。
下社春宮と下社秋宮はいずれも下諏訪駅から徒歩で行ける距離にあります。諏訪大社は四社あり、この他に上社本宮と上社前宮があります。下社と上社は距離がありますのでご注意くださいね。
▽以下は諏訪大社四社を参拝した時のことをまとめた記事です。
▽下諏訪駅の万治の石仏もマスクをしていました。今回の旅では本物の万治の石仏は見られなかったのですがいつか岡本太郎氏を魅了したというユニークな姿を実際に見てみたいものです。
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下社春宮
駅から徒歩で下社春宮に向かいます。歩いていると交差点に下社春宮大門(一之鳥居)がありました。立派な鳥居です。ここからまっすぐ北に向かって歩いて行きます。
道路の真ん中にあるのは下馬橋で下社の中では一番古い建物。かつて下社春宮に参拝する際にはこちらで下乗下馬しなければならなかったそうです。今も遷座祭の折には神輿がここを通ります。
さあ、着きました!下社春宮です。
▽どっしりとした風格のある狛犬。
▽木々に抱かれるような緑あふれる境内。人が少なかったこともあり、とても静かでした。緑の香りに包まれてふと深呼吸したくなる。
▽神楽殿。
▽拝殿。
▽立派な御柱!
▽境内から振り向いて1枚。
春宮の近くに本物の万治の石仏があったのですが、気が付かずにスルーしてしまいました。もったいない、、次回、春宮にお参りする機会があったらぜひ石仏も見てみたい。
さて、次は下社秋宮に移動します。旧中山道を歩きました。
道の端にちょこちょこ温泉が出ていたり、小さい神社があったりと、楽しい散歩になりました。
▽歴史の古そうな宿も。泊まってみたいですね。
下社秋宮
下社秋宮に到着です。春宮より大きいかな。
▽水面に緑が映り込んで美しい!
▽鳥居をくぐると目の前に現れるのが「寝入りの杉」。背の高い、立派なこの杉は夜中になるといびきをかくと言われているそうです。
▽神楽殿。
▽大きな狛犬!胸板厚いなぁ。
▽拝殿。
▽御柱。
▽鳥居からまっすぐに伸びる道。道沿いにオルゴール記念館やお土産物屋、カフェなどがあります。春の爽やかな風が心地よく、神社の清涼な空気に癒されて素晴らしい散歩ができました。
宿泊した宿はここからすぐ近くです。
下社秋宮の朝御饌祭(あさみけさい)
宿泊した宿が下社秋宮から徒歩圏内で、宿の人に教えてもらった「朝御饌祭(あさみけさい)」の見学へ。早朝の境内は観光客はおらず、地元の方が2人ほどいただけでとても静かでした。
諏訪の朝は寒い!
5月なのに東京では考えられないほど空気が冷えていました。東京の3月って感じの朝でした。昼間は暖かかったのですっかり油断していました。宿のスタッフ曰く「諏訪はこんなもんです」と。何か羽織るものを持ってきた方がいいですね。
▽朝の神楽殿。ひと気がなく、しんとした境内。
時間になると太鼓が鳴り響きます。神職の方が祝詞をあげてお供えをして、、、。つい写真撮りたくなる気持ちを抑えて、じっと見学をさせていただきました。こんな近距離で間近に見られるなんて。私の日常からはかけ離れた風景で、旅に来てよかったと心から思いました。
朝御饌祭(あさみけさい)は毎朝行われる神事だそうです。地元の氏子さんと思われる方が参加されていて、その方の佇まいや姿勢もまた、素晴らしかったです。神事の後、氏子さんが話しかけてくださり、色々教えていただきました。
早起きした甲斐がありました。
このあと、宿に戻り、朝の露天風呂を堪能し、朝ごはんをいただきました。