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【四万温泉・積善館】④:大正ロマンあふれる『元禄の湯』、飲泉所で温泉水が飲める【お風呂編】

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群馬県・四万温泉にある積善館の宿泊レポ、4回目です。

前回は宿泊したお部屋についてご紹介しました。夫婦二人で、三部屋も使えて、専用のお庭とお風呂までついた、ゴージャスなお部屋でした。

今回はお風呂編です。

積善館の宿泊レポ

積善館の館内には複数のお風呂があり、温泉好きにはたまらない感じでした(*^-^)ニコ

特に「積善館」と言えばココ!と頭に思い浮かぶ大正ロマンあふれるお風呂が一番のお気に入り。雑誌やテレビで何度も紹介されたことがあるので、見たことある方も多いのではないかな?

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目次

『四万温泉・積善館』の温泉について

四万温泉の泉質と特徴

ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩温泉

浴用適応症:リウマチ性疾患、運動器障害、創傷、慢性疾患及び角化症、虚弱児童、女性器、慢性炎症、卵巣機能不全症、子宮発育不全症及び月経異常、更年期障害など

飲用適応症:慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性肝胆道疾患、じんましん、肥満症など

引用:http://www.sekizenkan.co.jp/spa/

四万温泉は昔から湯治で知られた温泉です。人々は病や怪我を治すために荷物を背負い、山を越えてこの場所にやってきました。湯治場としての名残りが今も積善館のあちこちに残っています。

四万温泉の名前の由来は「四万の病を治してくれるお湯」というところから来ています。

特に胃腸の病に効果があるとされ「日本三大胃腸病の名湯」とされており、飲める温泉としても人気です。(詳細は後ほど)

昭和29年には日本で最初の国民保養温泉に指定されました。

 積善館のお風呂は全部で5つ!

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積善館には、貸切風呂も含めて5つのお風呂があります。

【館内案内図】(公式サイトより)

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今回は泊まったお部屋にも露天風呂ありましたので、お風呂は6つ。

いつも温泉に行くと宿のすべてのお風呂を制覇する私ですが、今回はさすがに全部制覇は無理でした(^^;

それではお風呂のご紹介を…。

大正ロマンあふれる「元禄の湯」

”本館”にある大正ロマンあふれるアンティークな作りのお風呂。建てられたのは昭和5年。

▼元禄湯のある建物は登録有形文化財です。(写真がぶれた~)

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温泉は飲めます

▼飲泉所あり。この温泉、飲んでもスゴいんです。

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四万温泉は飲泉できることでも知られており、温かいまま飲むと下痢に、冷やして飲むと便秘に効果があるとされています。元禄の湯の前には飲泉所があり、自由に飲むことができます。

四万温泉は町中にも飲泉所がちょいちょいあるんですよ~。観光客だけでなく地元の方も散歩中に足を止めて、温泉を飲む様子が見られます。

私ももちろん飲みましたよ~。

塩辛くて飲めないというほとではないですが、わりとしっかり塩味を感じられるお湯です。おなかの中がじんわりと温かくなるのを感じました。身体が内側から温まる感じ。

ただし、飲み過ぎは良くないですから注意!効果はもちろんありましたよ~!

さてお風呂です。

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▼元禄の湯

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タイル張りの床、5つの湯船は石造り。大きなアーチ型の窓が特徴的です。もちろん源泉かけ流し

貸し切り状態だったので、急いで一枚撮らせていただきました。

「元禄の湯」は今のような観光としての温泉ではなく、湯治場としての温泉の雰囲気を色濃く残しています。その名残として洗い場と脱衣所、洗面所はありません。

入口を入れば目の前がすぐお風呂なんです。入口脇の一段高い場所に棚とかごが置かれてあり、そこで着替えをします。

新しい宿のお風呂に比べれば古さはあります。しかしそれがとてもいい味となっています。

おまけの話

ここでちょっとおまけの話を1つ。

私が一人でお風呂に入っていたところ、もう一人お客さんが入ってきたのです。

私は入り口を向いて入っていたのですが、出ようと思って着替えて始めると、浴場内に誰もいないことに気づきました。

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あの女性はどこに消えたのだろう・・・・?

私は入り口の方を見ていたのだから、先に出たのなら気づかないはずはない…。

もしかして…見てはならないものを見てしまった…?

背筋が冷たくなるような想いをしていたところ。

女性客が出てきました。

↓この扉から。

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浴場の脇に小さな扉があるのですよ。小さなサウナがあるんです。小さいので、屈んで入らないとダメ。女性はサウナに入っていたので、姿が見えなくなってしまってたんですね。

出てきたときは、ほっとしましたよ。

事前に宿の人に説明を聞いていたのにすっかり忘れていたのでした…。ほっと胸をなでおろした。私はそういうのは信じない方なのですが、それでも気味が悪かったです。

小さな1人用のサウナですが、機能はばっちり。汗をたっぷりかけますよ。

私は完全に閉め切るのが怖くて、ちょこっとだけ扉を開けて入りました。(閉所恐怖症の人は厳しいと思います…。)

大浴場「杜の湯」

”佳松亭”にある大浴場。もちろん露天風呂あり。

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※大浴場の写真は公式HPからお借りしました。

▼広々とした石造りの内風呂。洗い場も広めなので待つことはなかったです。

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引用:http://www.sekizenkan.co.jp/spa/#bath-01

▼全面に大きなガラス窓で開放感は十分。

昼間なら緑が鮮やかに美しく、夜はしっとりとライトアップされます。

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  引用:http://www.sekizenkan.co.jp/spa/#bath-01

▼岩露天風呂。木立の中にありみずみずしい緑がすぐそこに。

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 引用:http://www.sekizenkan.co.jp/spa/#bath-01

内風呂、露天風呂ともに広いです。

3つの建物からなる部屋数の多めの宿なので、混雑してないか少し心配だったのですが、気になるほどの混雑ではなく、のびのび入れました。

自宅のお風呂と違って手足を思いっきり伸ばして、空を見上げながらの入浴。最高ですねヽ(=´▽`=)ノ

山荘の湯

”山荘”にある家族風呂です。

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  引用:http://www.sekizenkan.co.jp/spa/#bath-01

特に予約は必要なく、空いていれば入れます。

内側から鍵がかかりますので、家族やカップルだけでゆっくりお風呂を楽しみたいときにぴったり。2か所あります。

我々は元禄の湯、部屋風呂をそれぞれ複数回リピート、さらには杜の湯を存分に堪能したので今回は入りませんでした。

混浴の本館「岩風呂」

”本館”にある混浴の岩風呂。時間を区切らずにずっと混浴でした。今回は回避。

貸切風呂 【積】と【善】

解放的な大きな窓がある、石造りの半露天風呂。”佳松亭”にあります。

こちらは予約制になりますのでフロントにて手続きを。こちらも今回は入りませんでした。

積善館のお風呂まとめ

5つ(部屋の風呂を含めて6つ)はとても入りごたえがあって嬉しい。次はどれに入ろうかとうんうん頭を悩ませてしまった(笑)。

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私のお気に入りは「元禄の湯」

積善館のシンボルとも言える「元禄の湯」は入り心地が最高で、何度もリピート入浴しました。夜の中に浮かび上がるような外観も素敵です。湯上りの散歩がてら、ぜひ外から景色を眺めてみてください。

▼「元禄の湯」のある本館外観。

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「元禄の湯」は露天風呂ではないですが広さがあり、天井も高く窓が大きいので開放感があります。

夜のしっとりした雰囲気も素敵でしたが、アーチ形の大きな窓から差し込む朝の光に包まれながらの早朝風呂もいいんです!

「ここに来てよかった!」と心から思わせてくれ、眠気を一気に吹き飛ばし、よい目覚ましになりました。

早朝入浴前に積善館の外観写真を撮りました。朝食前の早い時間帯なら人が少ないので建物だけで写真が撮れますので、お忘れなく!

『元禄の湯』は朝と夜、両方の時間帯に入るのが絶賛オススメです!!

さて、次は楽しみな夕食編です(o^∇^o)ノ

積善館の宿泊予約について

積善館は以下のサイトから宿泊予約ができます。

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この記事を書いた人

旅と温泉と映画が大好きな東京都在住の主婦。

「すきなものたち。」は私の日々を彩る「すきなもの・こと」についてつづっています。

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