この記事では「天才詐欺師」が登場する映画をピックアップしています。洋画がメインですが、邦画が1本だけ入っています。
詐欺師が登場する映画って、ハラハラドキドキして最後まで結末が読めないので好きなんですよ。人間心理を巧みに突く見事な手口にあっと驚かされ、見ているうちにすっかりだまされてしまう…。ラストでどんでん返しが待っている作品も多いですよね。
映画の登場人物たちの突拍子もないアイデア、それを実現する行動力、土壇場に強い度胸にほれぼれとしてしまうのです。
今回紹介する作品の中には、実在する詐欺師を描いた作品も複数あります。「本当にこんなことがあるの?!」と驚くような詐欺師たちの活躍をご堪能ください♪
※結末そのものには言及していませんが、雰囲気は伝わってしまうことがありますので、ご注意ください。
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『グッドライアー 偽りのゲーム』だまされているのはどっち?
監督:ビル・コンドン
出演:ヘレン・ミレン/イアン・マッケラン
制作:2019年/アメリカ
ロイは出会い系サイトで孤独な高齢女性を物色し、相手を信頼させてから財産を奪い取るベテランの詐欺師。いつものように孤独な未亡人ベティにターゲットに定めたロイは、ベティの財産を奪おうと画策するのだが、、、。
ロイを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』でガンダルフを演じたイアン・マッケラン。ガンダルフは頼りになる強くて優しいおじいちゃんでしたが、本作では女性の心を踏みにじる冷酷な詐欺師を演じています。
しかし詐欺の相手ベティ演じているのはイギリスの名女優ヘレン・ミレン。一筋縄で行くはずないと見ている人はみんな思ったはず・笑
果たしてだましているのはどちら?
ベテラン俳優2人の見事な演技を堪能できる作品です。
『キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン』天才詐欺師フランク・アバグネイルを捕まえろ!
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:レオナルド・ディカプリオ/トム・ハンクス
製作:2002年/アメリカ
舞台は1960年代。
フランク・アバグネイルは16歳から21歳までのあいだ世界中で詐欺を行い、約400万ドルを稼ぎ出した天才詐欺師。FBI捜査官カール・ハランティはフランクを執念で追い続ける。
おどおどせずに堂々と嘘をつかれてきっぱり言い切られてしまえば、人間はコロッと騙されてしまうのかもしれません。
人間心理のスキを突き、相手に疑う余地も与えないフランクの詐欺の技術の素晴らしいこと!すごすぎてあっけにとられてしまう(笑)
フランクを追うFBI捜査官を演じるのはトム・ハンクス。追う者と追われる者で、決して相容れない関係のふたりのあいだに「絆」のようなものが生まれてくるのも見どころ。
これが実話ベースなのもすごいですが、詐欺師をやめたあとのフランクの人生もまた数奇すぎて嘘みたい(苦笑)
まだブレイクする前のエイミー・アダムスにも注目!
本作はアカデミー賞で2部門ノミネートされました。
関連⇨【実話を元にしたおすすめ映画】嘘みたいな本当のお話!ヒューマンドラマ、実際に起きた犯罪を元にした作品など、真実の物語。
『スティング』師弟コンビ、一世一代のだましあい!
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ポール・ニューマン/ロバート・レッドフォード
製作:1973年/アメリカ
監督はジョージ・ロイ・ヒル。主演はポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード。名作『明日に向かって撃て!』のメンバーが再び集結して作り上げた作品。
「どんでん返し」と言えばコレ!という1970年代を代表する作品です。
舞台は1930年代のシカゴ。復讐に燃える若き詐欺師フッカーと賭博師ゴンドーフの一世一代の大博打を描きます。
小気味のいいテンポで展開していき、ストーリーが二転三転していくうちに観客もすっかり騙されてしまう。ラストに待ち受けているのはは衝撃的な結末…。
コミカルな演出あり。耳に覚えがある爽快感のある音楽もいい。映画の楽しみがすべて詰まったような名作です。
主演のふたりがとにかくシブい!脳天がクラクラ揺れるほどかっこいいんです!40年以上前の作品ですが、今、観てもふるさは感じません。
ところで。
ロバート・レッドフォードの若い頃ってブラッド・ピットに似てるんですよね~。
ブラピは「ロバート・レッドフォードの再来」と言われていた時期がありますが、そう言われるのも納得してしまう…。
似ている大スター、ロバート・レッドフォードとブラッド・ピットが共演したスパイ映画「スパイ・ゲーム」もおすすめです♪
『フォーカス』世界最高のスリ師の手口がすごい
監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
出演:ウィル・スミス/マーゴット・ロビー
製作:2015年/アメリカ
「世界最高の天才スリ師」と言われた実在の人物を顧問にむかえて製作されたことでも大きな話題になりました。
ウィル・スミスが詐欺集団を束ねるリーダー、ニッキーを演じます。序盤のニッキーのスリのシーンは驚きの連続…。人間の心理のスキを付いた、見事な手口に目を丸くしてしまった。
本作のメインテーマは詐欺師と詐欺師の化かし合いですが、恋愛の要素も絡み、サスペンスよりも人間ドラマの色が濃い作品です。
『スーサイド・スクワット』でハーレイ・クインを演じた、マーゴット・ロビーのゴージャズな美人ぶりもみどころ。
『マッチスティック・メン』ニコラス・ケイジ好きにおすすめ
監督:リドリー・スコット
出演:ニコラス・ケイジ/サム・ロックウェル
製作:2003年/アメリカ
潔癖症の詐欺師ロイの前に、別れた妻との間に生まれた娘アンジェラが現れた。アンジェラの存在にロイは翻弄されていく…。
50年代の音楽に彩られた、コミカルな作品です。とにかくニコラス・ケイジのキャラがいいんですよ(*`д´)b OK!。
ケイジ好きにはたまらない!
キャラクターの魅力にひきつけられて観ていたら、すっかり罠にはまり、「えぇ!そんなことだったの!」という驚きの展開が待ち受けています。
観終わったあとはとても後味がよく優しい気持ちになれる作品です。前情報を一切入れずに観ることをおすすめします。
\映画・ドラマを楽しむなら/
『ユージュアル・サスペクツ』衝撃的な真相が待っている
監督:ブライアン・シンガー
出演:スティーブン・ボールドウィン/ガブリエル・バーン
製作:1995年/アメリカ
「とある事件」の容疑者として警察に面通しのために集められた5人の男たち。5人は宝石強奪計画を立て、無事成功させたかに見えた。しかし少しずつ計画の歯車は狂っていき、男たちはトラブルに巻き込まれていく…。
『X-MEN』シリーズを手掛けたことで知られるブライアン・シンガーはこの作品で一気に名をあげました!
何を言ってもネタバレになりそうなので、何も言いません、言えません…。計算され尽くした見事な脚本を思う存分堪能してください。
私ははじめて「ユージュアル・サスペクツ」を観たときの衝撃を、生涯忘れることはないでしょう。大好きな1本です。
『アメリカン・ハッスル』アカデミー賞10部門ノミネートの傑作
監督:デビッド・O・ラッセル
出演:クリスチャン・ベール/ブラッドリー・クーパー/エイミー・アダムス
製作:2013年/アメリカ
1970年代にアメリカで起こった「アブスキャム事件」を映画化。
詐欺師のローゼンフェルドは自分を逮捕したFBI捜査官ディマーソに協力して、おとり捜査を実行。収賄事件の真相を暴いていく。
人気と実力を兼ね備えたスターたちの豪華共演が見どころ。確かな演技力を備えた俳優陣が演じるキャラクターたちがとても魅力的なんですよ~。
クリスチャン・ベールが体重を大幅に増やして、たるみきったおなかを披露しています。しかも髪が薄い…。
ベールの役者魂をひしひしと感じますが、ファンの人は見た目が別人すぎてショックを受けるかも。
コミカルな演出とキャラたちの交わすユーモラスな会話のテンポがよくて、最後まで飽きることはありません。
第86回アカデミー賞10部門でノミネート。
作品賞、監督賞、脚本賞に加えて主演・助演全ての演技部門でノミネートされました。
『グリフターズ 詐欺師たち』アカデミー主演・助演女優賞にノミネート
監督:スティーブン・フリアーズ
出演:ジョン・キューザック/アンジェリカ・ヒューストン/アネット・ベニング
製作:1990年/アメリカ
3人の男女の詐欺師が繰り広げる、だましあいを描いたクライムサスペンス。
ジョン・キューザック、アンジェリカ・ヒューストン、アネット・ベニングという、アクの強めの役者たちが共演しています。
オープニングに描かれる3人の仕事っぷりは見ごたえ十分。
詐欺師のばかしあいというよりも、親子、そして恋人という3人の男女の愛憎劇の要素が強いです。
DVDのパッケージデザインと「詐欺師たち」というサブタイトルのイメージからコメディタッチの作品を思い描いていたのですが違いました…。
実際に観てみると想像していた以上にシリアスなストーリーで、結末もなかなか重め…。つくづく人間は業が深い生き物だと思いました。
主演女優賞にノミネートされたアンジェリカ・ヒューストンは、対する相手や場面によって「見せる顔」ががらっと変わる。いくつもの面を持つ複雑なキャラクターを見事に演じていました。
第63回アカデミー賞で4部門ノミネート(監督賞・脚色賞・主演女優賞・助演女優賞)
『シューティング・フィッシュ』つい応援したくなる詐欺師たち。
監督:ステファン・シュウォーツ
出演:ダン・ファターマン/スチュアート・タウンゼント/ケイト・ベッキンセール
製作:1997年/イギリス
舞台はロンドン。
施設で育ったふたりの青年が「大邸宅を手に入れる」という夢を抱いて、必要資金200万ポンドを稼ぐために詐欺行為を繰り返す…。
主人公たちは決してスゴ腕詐欺師ではなく、かっこいい詐欺師でもありません。詐欺をテーマにしたクライムサスペンスというよりは青春映画ですね。
もちろん彼らがやっていることは犯罪なのですが、不快な感じはなく、むしろ主人公たちを応援したくなってしまう。こころ惹かれずにはいられない不思議な明るさがあります。
ポップでキュートで、観終わった後はほんわり心が温かくなる、そんな映画です。後味のいい作品、ノリのいい作品を求めている方におすすめ。
\映画・ドラマを楽しむなら/
『コンフィデンス』ラスト10分、騙される
監督:ジェームズ・フォーリー
出演:エドワード・バーンズ/レイチェル・ワイズ/アンディ・ガルシア/ダスティン・ホフマン
製作:2002年/アメリカ
若き詐欺師ジェイクは、暗黒街の大物キングから500万ドルという大金を狙う詐欺を強要される羽目になるが…。
「ラスト10分で騙される」
そのキャッチコピーの通り、クライマックスにどんでん返しが待っています。ラスト10分のために、この映画は作られた、といっても過言ではないでしょう。
でもあんまりコピーであおられると、観る方も構えてしまいますよね(←私です^^;)つい、結末を読んでやろうとアレコレ考えてしまうので、あおられると観る気が失せてしまうことがあります…。
紅一点のレイチェル・ワイズの可愛らしさ、ダスティン・ホフマンのキレ具合、ウィットに富んだ会話が印象深い作品です。
『フィリップ、きみを愛してる!』嘘みたいなだけど、本当のおはなし
監督:グレン・フィカーラ、ジョン・レクア
出演:ジム・キャリー/ユアン・マクレガー
製作:2009年/フランス
妻子を持つ平凡な男スティーブンは、事故で重傷を負ったことをきっかけに「自分に正直に生きる」と決意する。
詐欺を繰り返し逮捕されたスティーブンは収監された刑務所で運命の人フィリップと出会う。フィリップの出所後、スティーブンは愛するフィリップに会うために脱獄を繰り返すことになる…。
なんと!実話が元になっている作品で、スティーブン・ラッセルは懲役167年の刑で現在も服役中。
スティーブンは知能指数が169もある天才です。『プリズン・ブレイク』みたいですよね。映画はハラハラドキドキの脱獄もの、というよりはスティーブンの一途な愛を描いた人間ドラマ。
主演はジム・キャリー。「そこまでやるの!?」とおどろかされるばかりの突飛で大胆なスティーブンを演じるにはぴったりのキャスティング。
「こんな人が本当にいるんだ…。」というおどろきを、ぜひ味わって欲しいです。
関連⇨【脱獄映画】不屈の闘志が勇気を与えてくれる!ハラハラドキドキのおすすめ脱獄映画
『クヒオ大佐』アヤしいのに、惹かれてしまう
監督:吉田大八
出演:堺雅人/松雪泰子/満島ひかり
製作:2009年/日本
かたことの日本語とつけ鼻で外国人をよそおって女性たちをだましてきた結婚詐欺師クヒオ大佐の半生を描いた作品。
ジョナサン・エリザベス・クヒオ大佐と名乗った実在の結婚詐欺師を堺雅人が演じています。
邦画を1作品入れてみました。高いつけ鼻をした堺雅人の怪演が印象深い作品です。クヒオ大佐は見るからに怪しいのですがなぜかコロッと騙されてしまうんですよね。なんでだろう?(苦笑)
松雪泰子、満島ひかりなど女優陣も魅力的。特に松雪泰子の色っぽさ!女性の私が見てもクラクラ来てしまう美しさです。安藤サクラや内野聖陽らも出演。とにかくキャストが豪華です!
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