「ピノキオ」は板橋区大山にある老舗喫茶店。駅から決して近いとは言えない閑静な住宅街の中にありながら、行列ができる人気店です。
一番人気は注文を受けてから焼き始めるという、できたてのホカホカのホットケーキ。このホットケーキを食べるために、多くのお客さんが訪れる知る人ぞ知る名店。
私がピノキオを訪れた日もホットケーキを注文する方が多かったです。もちろん私も!
『ピノキオ』は創業40年以上!愛され続ける老舗の純喫茶
板橋区大山に行列のできる純喫茶があると聞きつけた私はさっそく行ってみることに。
最寄駅は、東武東上線大山駅または下板橋駅、都営三田線板橋区役所前駅になります。一番近いのは東武東上線大山駅です。
初めて降りた東武東上線の大山駅は「ハッピーロード商店街」なる商店街があり、驚くほどにぎわってましたよ。老舗っぽい洋食店や喫茶店を多数発見。気になる…。これはいずれじっくりと制覇せねば。
というわけで、ハッピーロード商店街を抜けて、「ピノキオ」に向かいます。首都高速に沿って歩いて行きます。
▼こんな感じのごくごく普通の閑静な住宅街を抜けていく。わかりやすい目印もないのでスマホでマップを確認しながら歩く。
コーヒーショップピノキオを発見!
▼マンションの1階にあるシンプルな外観のお店がピノキオです。
もっと純喫茶っぽい外観を想像していたので、ちょっと意外な気がしました。
▼年季の入った看板は昭和の風を感じさせてくれる。どこか懐かしい感じ。
お店に入ると常連客が1人、マスターと話をしていました。平日の午前中10時過ぎ、という早めの時間の訪問だったため、お客さんは私を含めて2名だけ。
▼カウンター。ここでマスターがホットケーキを焼いてくれる。
昭和の喫茶店には必ずあった気がするテーブルゲームが並んでいました。当時はインベーダーゲームやパックマンなどが人気を集めたんですよね。
▼店の歴史を感じさせるレトロな内観。新しくはないですが、丁寧に手入れが行き届いていて落ち着きます。
▼壁にかけられたピノキオ。窓際には小さなピノキオの人形も飾られていました。
▼レトロな入れ物に入ったシロップ。なつかしい。子供の頃のワクワクが刺激されますね。
『ピノキオ』のメニュー
▼ピノキオのメニューはこんな感じ。
コーヒーや紅茶、ココアなどオーソドックスなメニューが並ぶなか、「こぶ茶」が異彩を放っている。純喫茶でこぶ茶、しぶい。
コーヒーフロートやクリームソーダ、ミルクセーキなど、昭和の喫茶店らしいメニューもそろっています。私はカフェオレをオーダー。
▼フードメニュー。次回訪問時にはナポリタンが食べたいなぁ。
人気メニューはホットケーキ オーダーしてから少し時間がかかります
ピノキオの人気メニューはホットケーキ。テレビや雑誌など何度も紹介されたことがあり、東京都内だけでなく全国からピノキオのホットケーキ目当てのお客がやってくるのだとか。
1枚、1枚、オーダーを受けてから焼いてくれるので、出てくるまで時間がかかります。20分~ほど。
多くのお客さんがホットケーキを注文するので、混雑しているときは1時間以上の待ち時間が発生することもありますので、ご注意くださいね。
分厚いアツアツのホットケーキを食べて至福の時をすごす
オーダーをしてからホットケーキが出てくるまで約20分ほど。待っている間に2組の客が訪れ、全員がホットケーキを注文してました。やはり人気メニューなのだなぁ。
▼運ばれてきたホットケーキ。
円の大きさは小さめですが、とにかく分厚い。
横から見ると高さ10センチはありそう。トッピングは四角い形にカットされたバターとメープルシロップのみというシンプルさ。
外側はカリッと焼けており香ばしさを感じます。中はもっちり。しっかり中身がつまっているので、食べごたえあります。ふわふわの軽いパンケーキとは違う、どっしりしたホットケーキです。
外側のカリカリと中のしっとり感が絶妙で、甘さ控えめの生地にバターの風味が染みる。あぁ、美味しい。。お値段は550円。このボリュームでこの値段はかなりお得感があります。
▼私がオーダーしたカフェオレ。400円。
次回訪問時はナポリタンを食べるぞ!と決意してお店を去りました。
『ピノキオ』のアクセス・営業時間・所在地など店舗情報まとめ
最寄駅・アクセス
- 東武東上線 / 大山駅(北口) 徒歩8分(580m)
- 都営三田線 / 板橋区役所前駅(A3) 徒歩10分(790m)
- 東武東上線 / 下板橋駅 徒歩11分(880m)
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