大河ドラマ『真田丸』のオープニング映像の一部に使われている「備中松山城」に行ってきました。
歴史に縁のある地を巡るのが好きで、大阪の真田丸跡地を訪ねたり、京都の坂本竜馬暗殺の地を訪れたりしました。
とはいえ、私は歴史に詳しいわけではなく、ほとんど司馬遼太郎好きの夫の受け売りです(笑)
備中松山城とは?
備中松山城は岡山県高梁(たかはし)市というところにあります。
実はこの城は真田氏とは全く関係がありません。しかし、この備中松山城は標高430メートルという高いところにあり、天守が残る唯一の山城です。
真田氏の居城であった「岩櫃城」のイメージに近いということでオープニングに使われることになったそうです。
具体的にどの場所がオープニングに使われているのか、はっきりとはわからなかったのですが、ここかな?と思う部分はありました。
詳しくはNHKのサイトに特集があります。
数年前に兵庫県朝来市にある竹田城の雲海がひじょうに話題になりましたが、こちらの備中松山城も条件が揃えば雲海が見られるそうです
実際に行ってみたらけっこう大変だった。
で、この備中松山城。 けっこう、実際に行ってみたらけっこう大変でした!
山道を20分くらい登山することになります!特別な装備はいりませんが、さすがにヒールのある靴では無理なので、歩きやすい靴で^^
きっと大河ドラマの影響でしょうね。かなり混雑しており、駐車場は満杯。 誰かが出たら次の人が入るっていう状態で、駐車場に車を止めるまで30分くらい待たなければなりませんでした。
少々細い道を車で走ることになるので駐車場にたどり着くまでに迷いそうになりましたが、看板が出ていますので見落とさないように。(私は見落としてしまいました。)
近くまで行くと警備員の方が誘導してくれます。駐車場からはシャトルバスで移動して、登山口まで行き、そこから徒歩で約20分です。 登り口で 杖を貸してくれますので、日頃あまり運動をしない方は借りた方がいいかも。 私は意地を張って借りなかったのですが、杖があると登るのがかなり楽になるかと思います。
では、備中松山城の写真を紹介してゆきます。
こんな山道を行きます。
いよいよ、天守が近づいてきました。
そびえたつ櫓。
見上げるとかなり高さがあります。難攻不落の城であったことは納得です。
けっこう広いんです。
もしかしてこのあたり、使われてる…かな??
ようやく天守につきました!
天守の中に入ります。階段がかなり急ですのでご注意くださいね。
上から見るとこんな感じ。
駐車場に入るのに車が並んでるのですが、わかりますでしょうか?
できるなら朝早めに行かれるとここまで混雑はしていないかもしれません。シャトルバスはそれほど待たなくても乗れますが、駐車場までが待ちますので、ご注意ください。
まとめ
運動不足の私にはちょいきつかったです。
が、大変貴重な山城ですので、頑張って登るだけの価値はありました!
上まで上がると鎧を着て仮装した人が二人おり、一緒に写真撮影をしてくれます。
ちなみにこの二人は 備中松山藩の元藩主(名前は忘れました。)と、山中鹿之助。 山中鹿之助と言えば、主君尼子家の再興に一生をかけた忠義の人で、大変人気のある戦国武将です。その鹿之助のお墓がこの近くにあります。
大河ドラマは大きな経済効果を地元にもたらすこともあり、あちこちの自治体が熱心な誘致活動を行っているみたいですが、 高梁市は「山田方谷」を主人公に大河ドラマの誘致活動をしていたみたい。 ポスターやチラシを見かけました。
方谷は全国的な知名度は低いですが、幕末の著名が陽明学者で、備中松山藩の藩政改革に尽力したことで知られているそうです。
備中松山城へのアクセス
平日の通常時
城見橋公園駐車場からふいご峠駐車場まで車で行ける。道幅狭し。 ふいご峠から天守まで約20分。
土日祝・平日の混雑時(12月第三週から2月末日までを除く。)
城見橋公園駐車場からふいご峠駐車場まで車両乗り入れ禁止のためシャトルバスを利用。 バスの所用時間は約5分。