金沢の広坂通り沿いにあるカフェ「漆の実」。
兼六園、21世紀美術館、金沢城跡公園などから徒歩圏内にあるカフェで、金沢漆器の専門店「能作(のさく)」さんの4階にあります。
ビルの4階という目立たない場所にありますが、能作の入り口付近に設置されたメニューサンプルのショーケースが目を引きます。
▽こちら。ね?つい足を止めたくなるでしょう?(笑)
ちょうど休憩がてら甘いものを食べたい気分だったので、本能にしたがい、「漆の実」に吸い込まれてしまいました。
↓いつもより少し贅沢に↓
漆器専門店「能作」の4階『漆の実』でいただく和スイーツ
漆の実に行くためには「能作」の中にあるエレベーターで4階にあがります。「能作」の店員さんが「いらっしゃいませ」と声をかけてくれる(ごめん、素通りで…)
エレベーターを降りると目の前が「漆の実」です。
▽漆器専門店らしく、お店入り口近くには漆の木(たぶん)がありました。
エレベーターを降りると、7名ほどのグループ客が待っており、私たちは2番目。その後も数組のお客が後に並んでいました。
土曜日の午後ですので混みますね。30分ほど待ってから入店になりました。
漆の実の店内の様子
漆器のお店らしく黒を基調にいた落ち着いた店内です。窓が大きいので、外から差し込む太陽の光が店の中に満ちており、とても雰囲気のいいお店です。テーブルの上に小さなお花が飾られているのも心がなごみます。
▼漆器が展示されています。
通されたのはカウンター席。
大きく切り取られた窓から広坂通りの景色を楽しむことができます。
漆の実の目の前には石川四高記念文化交流館と公園があります。交流館はレトロな雰囲気の赤レンガ造りの建物。色づいたイチョウの黄色とレンガの赤のコラボが美しいです。(という景色の写真は撮り忘れてしまいました…)
しいのき迎賓館や金沢城の石垣まで望むことができ、ほっと、ひと息。落ち着く空間です。
▼テーブルの上の小物類も漆器らしい。つややかで、吸い込まれそうな深いブラック。
▼林檎の形のシュガーポットもかわいい。
▼おしぼりと一緒に運ばれてきた緑茶。ほんのりと甘味がありとてもおいしい。渇いたのどを潤してくれました^^
漆の実のメニュー
和スイーツが充実!目移りしてしまい、うんうん悩んでしまった(笑)
主な甘味メニューはこちら。
- 抹茶クリームぜんざい(白玉入)
- バニラクリームぜんざい(白玉入)
- 温ぜんざい(白玉入)
- 温ぜんざい(もち入)
- 冷やしぜんざい(白玉入)
- 三友白玉(温・冷)
- くずきり(抹茶みつ)
- あべから(抹茶・きなこ)
いずれも単品で780円。
ドリンク(抹茶・コーヒー・加賀の紅茶)とセットで、1,080円になります。
その他、アイスやかき氷や軽食などもあります。軽食の小倉トーストにも大いに心が惹かれたのですが、晩ごはん食べられなくなりそうだったため断念。(この日の夜はカニや刺身など、海の幸を堪能する予定だったのです)
漆の実のおすすめメニューは抹茶クリームぜんざい
漆の実の一番人気かつおすすめメニューの抹茶クリームぜんざいをオーダー。
▲スプーンやぜんざいの盛られた器は、もちろん漆器!上品で落ち着いたツヤが美しい。スイーツもさらに美味しそうに見えてしまいます。
▼こちらが抹茶クリームぜんざい。
まずパッと見てそのボリュームにびっくり。和スイーツって小さな器にちょこっと盛られているイメージが強いのですが、こちらの器は大きめのお茶碗くらいの大きさがあります。
鮮やかなグリーンの抹茶アイスが3片。もったりと濃厚な味わいでその上に散らされた抹茶パウダーのほろ苦さがいいアクセントになっています。
アイスの奥からのぞく、大きめのあずきは能登産の大納言小豆。素材の食感を残して炊かれたあずきは甘すぎない!たまに焼けるように甘いあずきに出会うことがありますが、これは食べやすい。
モチモチの白玉はごろごろしていて、食べごたえあり。
アイス、白玉、あずき。食感と味わいが異なる3つの食材のコラボレーションで、お口もお腹も大満足。
▼コーヒーと一緒に。
漆の実のアクセス・営業時間など店舗情報のまとめ
- 店名:漆の実
- 住所:石川県金沢市広坂1-1-60 能作ビル4F
- 電話:076-263-8121
- 営業時間:[月・火・木・金](8月は水曜も営業)/11:00~1830
[土・日]/10:00~18:30/日曜営業 - 定休日:水曜日(8月は無休)
- 公式サイト:漆の実
最寄駅・アクセス
金沢駅よりバス:香林坊バス停下車5分(バスの系統によって若干異なります)