殺し屋と聞いてはじめに思い浮かべる映画のキャラクターは誰ですか?
私がはじめに思い浮かべるのは『シティハンター』です・笑
子供のころから大好きでした。上京して初めて新宿駅に行った時に掲示板を探しましたよ。当時はぎりぎり掲示板が設置されていたんですよね(今はもうありませんが)。
ファンの方が書いたらしい「XYZ」の伝言が残されており、それが嬉しかったんです。懐かしい思い出です。
シティーハンターはジャンプで連載されていた人気漫画で、2019年には新作映画が劇場公開され、フランスで実写化されるなど今なお人気の高い作品です。
さて、今日は殺し屋・ヒットマンが印象的に登場する作品をピックアップしてみました。
カッコいい殺し屋、かなしい殺し屋、実在した殺し屋、背筋が凍るようなサイコな殺し屋まで、殺し屋にもいろいろです。殺しのプロたちの華麗なるアクションシーンも満載です。
※この記事では結末そのものには触れていませんが、雰囲気は伝わってしまうこともありますのでご注意ください。
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『コロンビアーナ』
監督:オリビエ・メガトン
出演:ゾーイ・サルダナ/レニー・ジェームズ
制作:2011/アメリカ・フランス
南米コロンビアで麻薬組織のマフィアに両親を目の前で殺され、かろうじて逃げ延びた9歳の少女カトレアは、シカゴのギャングの叔父エミリオのもとにたどり着く。15年後、叔父の下でプロの暗殺者となったカトレアは、復讐の手がかりをつかむため仕事現場にカトレアの花を残していたが、やがてFBIやCIAからも目をつけられ、厳しい追撃を受けることになる。出典:映画.com
ヒロインのカトレアを演じたのはゾーイ・サルダナ。『スター・トレック』シリーズでスポックの恋人ウフーラを演じた女優さんです。
脚本はリュック・ベッソン。『レオン』『ニキータ』という暗殺者を描いた名作を監督したことで有名です。
幼い頃、家族を殺されたヒロインが復讐を誓うシーンは『レオン』のマチルダを、美しい暗殺者の女性としての切なさ、悲しみは『ニキータ』のニキータを思い出しました。
冒頭、凶悪なマフィアから追われるカトレアの逃走シーンで一気に少女カトレアに魅せられてしまった。身体能力と度胸がすごいんです。
成長したカトレアは音も立てずにターゲットに忍び寄る美しい暗殺者へ。このカトレアがまたかっこいいんですよ。
ゾーイ・サルダナが無駄のない引き締まった体で、見事なアクションを見せてくれます。こんなにアクションができる女優さんだとは知らなくて、びっくりしました。
女性が活躍するアクション映画を見たいならぜひおすすめの作品です
『ノーカントリー』
監督:コーエン兄弟
出演:トミー・リー・ジョーンズ/ハビエル・バルデム/ジョシュ・ブローリン
2007年/アメリカ
第80回アカデミー賞において、作品、監督、脚色、助演男優の4部門で受賞した犯罪ドラマ。1980年の米テキサスを舞台に、麻薬密売人の銃撃戦があった場所に残されていた大金を盗んだベトナム帰還兵(ブローリン)と殺し屋(バルデム)の追跡劇、そして2人を追う老保安官(ジョーンズ)の複雑な心情が描かれる。出典:映画com
ハビエル・バルデムが演じる殺し屋アントン・シガーの不気味な存在感が際立つ作品。ハビエル・バルデムは本作でオスカーを受賞しています。
ハビエルは元々の個性が強めの容姿ですが、本作ではそれが大幅に割増されています。
暗闇に浮かび上がる「おかっぱ頭」の殺し屋の姿は背筋が凍るほど恐ろしいんです…。
アントンは人間らしい良心など一切持ち合わせない「怪物」で、まるで楽しんでいるかのようにテンポよく次々に人を殺していく。
たんたんとターゲットを追い詰めていくシガーが使っている、「それ?!」というユニークな武器も必見です。ラストのセリフも実に味わい深いです。
▽イギリス・エンパイア誌が選出した『史上最高の名画100本』で第90位にランクインしています。
参考:『史上最高の映画100本』古今東西の名作映画(イギリス・エンパイア誌選出)
『サムライ』
監督:ジャン=ピエール・メルビル
出演:アラン・ドロン
製作:1967年/フランス
ソフト帽にトレンチ・コートのいでたちでジェフ(A・ドロン)は、仕事に出かけた。駐車してある一台のシトロエンにのりこみ、合鍵でスタートさせ、郊外のガレージに乗り込んだ。ガレージの親爺は、車のナンバー・プレートを取りかえ、拳銃を、大金とひきかえにジェフに渡した。その後、コールガールをしている恋人ジャーヌ(N・ドロン)を訪ね、アリバイを頼むと、仕事場のクラブへ向った。ジェフの仕事は、クラブの経営者を殺すことだった。出典:映画.com
薄暗い部屋にタバコの煙が立ち上っていくオープニングシーンの美しさに心を掴まれます。そのまま、ほとんどセリフもなく「仕事」に向かう殺し屋の描写が続きます。
主演のアラン・ドロンは1960年〜70年代に活躍した俳優で「世紀の美男子」と言われるほどの美形俳優でした。代表作は「太陽がいっぱい」や「ボルサリーノ」など。
トレンチコートにソフト帽、白い手袋をはめた殺し屋ジェフは作品を通してほぼ無表情で、にこりとも笑いません。かつて美青年の代名詞だったアラン・ドロンの美貌が冴えわたります。
ラストのセリフまで一貫して「サムライ」の美学が貫かれている美しい作品です。
▽アラン・ドロンがプロデュースした香水「サムライ」もあります。
『レオン』
監督:リュック・ベッソン
出演:ジャン・レノ/ナタリー・ポートマン/ゲイリー・オールドマン
制作:1994年
舞台はニューヨーク。家族を殺され、隣室に住む殺し屋レオンのもとに転がり込んだ12才の少女マチルダは、家族を殺した相手への復讐を決心する。出典:映画.com
リュック・ベッソン監督の名作です。ナタリー・ポートマンが鮮烈なデビューを飾った作品でもあります。
孤独な殺し屋レオンは「女と子どもは殺さない」というポリシーを持ち、観葉植物の世話する優しい一面を持ちます。冷酷な殺し屋なのに、ミルクが好きというギャップもいい。
レオンは「とある事情」で転がり込んできた少女マチルダに振り回されることになりますが、やがてマチルダはレオンにとってかけがえのない存在になっていくのです。2人が一緒に「仕事」をするシーンはスタイリッシュでめちゃかっこいいです。
ラストシーンは号泣必死。
ゲイリー・オールドマンのキレッキレな演技もいいですよ~。真似したくなるかも?
▽こちらの記事でも取り上げています。1990年代を代表する人気作品です。
関連:【年代別おすすめ映画】1990年代の傑作・名作映画まとめ
\映画・ドラマを楽しむなら/
『ジョン・ウィック』
監督:チャド・スタエルスキ
出演:キアヌ・リーブス/ミカエル・ニクビスト/ウィレム・デフォー
製作:2014年/アメリカ
「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブスが主演を務め、元殺し屋の壮絶な復讐劇を描いたアクション。「マトリックス」ほか数々の大作映画でスタントやスタントコーディネーターを手がけたチャド・スタエルスキが初メガホンをとり、銃とカンフーを融合させた新銃術「ガンフー」を中心とした独自のアクション世界を展開する。出典:映画.com
管理人はキアヌ・リーヴスのファン歴20年以上です(*`д´)b OK!
奥さんを亡くした悲しみに打ちひしがれるキアヌ、子犬と戯れるキアヌ、激しい音楽に合わせて流麗なアクションを披露するキアヌ。キアヌが見せてくれる様々な表情に魅せられてしまう。
カンフーとガンアクションを併せた「ガンフー」なる新しいスタイルのアクションシーンが満載で、最初から最後までキアヌ演じるジョン・ウィックから目が離せません!
殺し屋御用達のちょっと風変わりなホテルなど、ユニークな設定も楽しめます。
『THE ICEMAN 氷の処刑人』
監督:アリエル・ブロメン
出演:マイケル・シャノン/ウィノナ・ライダー
製作:2012年/アメリカ
心優しき家庭人という表の顔と、冷酷な殺人者という裏の顔をもった実在の暗殺者リチャード・ククリンスキーを描いたクライムドラマ。出典:映画.com
家庭では善き父、善き夫であった男が、実はその裏側で100人以上を殺害していた殺し屋だったという、ぞっとさせられるストーリー。
すごいのはこれが実話だということ。
殺した相手の死亡推定時刻をわからなくさせるために、遺体を冷凍保存していたことから「アイスマン」と呼ばれました。
優しいファミリーマンと狂気に満ちた殺し屋の顔、主人公の二面性を演じたマイケル・シャノンの演技が圧巻です。
もしも、夫が…想像すると背筋が寒くなります。
『コラテラル』
監督:マイケル・マン
出演:トム・クルーズ/ジェイミー・フォックス
製作:2004年/アメリカ
彼は一晩で5人の標的を抹殺するため、たまたま乗ったタクシー運転手マックスを脅迫、彼のタクシーで夜のロサンゼルスを廻る。ビンセントの目的を知った運転手マックスは、なんとかビンセントの企てを阻止しようとするのだが。
『ヒート』『インサイダー』のマイケル・マン監督の洗練されたクライムサスペンス。
平凡で真面目なタクシードライバー、マックスが乗せた乗客の正体は恐ろしい殺し屋ビンセントだった…。なんという運の悪さ!
スーパーヒーローを演じることの多いトム・クルーズが抑えた演技で殺し屋ビンセントを演じているのが見どころ。ひと味違うトムが観られますv(*’-^*)-☆ ok!!
マックスとビンセントの2人の会話が機知に富んでおり、とても面白い。最後にそのセリフが来ますか!という思わずニヤリとさせられるシーンも。
映像、テンポ、演技全てが素晴らしい作品です。
▽本作の舞台はロサンゼルス!
関連:ロサンゼルスを舞台にしたおすすめ映画のまとめ。映画で世界を旅しよう♪
\映画・ドラマを楽しむなら/
『LOOPER ルーパー』
監督:ライアン・ジョンソン
出演:ブルース・ウィリス/ジョセフ・ゴードン・レヴィット/エミリー・ブラント
製作:2012年/アメリカ
タイムマシンの開発が実現するも、法律で使用が禁じられている近未来。法を恐れぬ犯罪組織が、消したい標的をタイムマシンで30年前に送り込み、そこにいる「ルーパー」と呼ばれる暗殺者に標的を殺させていた。凄腕ルーパーのジョーはある日、いつものようにターゲットの抹殺指令を受けるが、未来から送られてきた標的は30年後の自分自身だった。出典:映画.com
タイムマシンが開発された未来を舞台にしたSF作品で、「ルーパー」と呼ばれる殺し屋が登場します。
ルーパーは「30年後の未来からタイムスリップさせられてくるターゲットを殺す」というユニークな設定の殺し屋。
ストーリーの後半は物事の「原因」と「結果」についても思わず考えさせられてしまう展開を見せます。
派手な娯楽SFアクションというよりは、アイデア勝負のストーリー重視のお話です。
▽こちらの記事でも取り上げています
『ニキータ』
監督:リュック・ベッソン
出演:アンヌ・パリロー/ジャン・ユーグ・アングラード/ジャン・レノ
製作:1990年/フランス
警官を射殺して捕らえられた麻薬中毒の少女ニキータは、政府の秘密機関に属する暗殺者になることを迫られる。3年後、特訓の末にプロの殺し屋になった彼女は恋に落ち、幸せな日々を望んで苦悩するのだった。出典:映画.com
『レオン』『グラン・ブルー』で知られるリュック・ベッソンがハリウッド進出前に作り上げた作品。
フランス映画らしく情感あふれる美しい映画です。
ヤク中の少女ニキータは厳しい訓練を受け、やがて美しい女ヒットマンに変貌していく。
幸せになってほしい…ニキータの幸せを切に願わずにはいられません。
2017年7月31日に亡くなったジャンヌ・モローの存在感も忘れがたい。大好きな女優さんでした。『レオン』のジャン・レノも出演しています。
▽ハリウッドでリメイクされたり、ドラマ化もされました。こちらはドラマ。
▽ハリウッド映画版のタイトルは『アサシン』。主演はブリジット・フォンダ。祖父はヘンリー・フォンダ、父はピーター・フォンダ、伯母はジェーン・フォンダという俳優一家に生まれ、主に1990年代に活躍した女優です。
『ハンナ』
監督:ジョー・ライト
出演:シアーシャ・ローナン/エリック・バナ/ケイト・ブランシェット
製作:2011年/アメリカ
フィンランドの山奥で元CIA工作員の父に戦闘技術を徹底的にたたき込まれて育った16歳の少女ハンナは、ある任務のためヨーロッパを旅立つ。しかし、父のかつての同僚でCIA捜査官のマリッサがハンナを執ように追跡する。映画.com
氷に閉ざされた山奥で、父親以外の他人と交わることもなく、戦闘技術を教え込まれた少女ハンナ。
なぜ、彼女の存在は隠されなければならなかったのか…?
謎めいたストーリー展開とテンポのよさ、シアーシャ・ローナンの透明感の溢れる美少女ぶりは必見の価値あり。
ハンナは少女らしいあどけなさを感じさせる表情と、冷え冷えとした殺人者としての表情を見せる。本来であれば手に入れられたはずの子供としての幸せと無縁のハンナの孤独を思うと、胸を締め付けられそうになります。
子供から大人へと成長しつつあるハンナは、徐々に自分の置かれた環境に疑問を持ち始め、父に反抗心を抱き始めます。1人の少女の成長物語としても面白い作品です。
悪役を演じたケイト・ブランシェットの狡猾で憎たらしい演技も必見です。本当に怖いΣ(T□T)
以上、殺し屋・ヒットマンが印象的に登場する映画でした♪
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