【新かどや】③夕食＊部屋でゆっくりいただく季節の会席料理｜熱海温泉

本レポの内容は訪問時のものです。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

前回は大浴場の紹介でした。

新かどやさんと言えばコレ！というくらい、有名な屋上にある天空露天風呂「天空の湯」。ずっと入ってみたいと思っていましたが念願が叶いました！

朝・昼・夜。どの時間に入っても空の表情が異なります。とても気持ちいいのでぜひ何度も足を運んで様々な景色を楽しみながらお湯に浸かって欲しいです。

今回は夕食の紹介です。

新かどやさんは朝夕ともに部屋食でゆったりと自分のペースでいただけるので、ひとり旅にもぴったりです。

新かどや｜お部屋でいただく夕食について

夕食・朝食共に部屋食です。

時間は2つからチェックイン時に選ぶことができました。私は18:00〜スタートを選択。

18:00〜
18:30〜

食事のスタート時間の少し前に中居さんがお部屋に来て準備をしてくださいます。明るくて感じのいい中居さんでした。

▽お品書は名前入りで。

▽秋らしい紅葉した葉が描かれた和紙の上に料理を並べてくれます。先付、旬菜、お造りなどが並べられお食事がスタート。

▽食前酒は熱海梅園の梅でつけた梅酒。

先付

ずわい蟹　錦和え　菊花　軸菜　針生姜　加減酢

先付けは秋らしい菊の花を使ったずわい蟹の酢の物。蟹の風味と菊のほろ苦さがよく合っていて、生姜がいいアクセントになっていました。

旬菜

鯵粽寿司
烏賊の玉味噌和え
枝豆の胡麻豆腐
焼き茄子のゼリー寄せ
海老酒煮
生湯葉

▽笹の葉に巻かれた粽の中身は鯵のお寿司です。小さいのですがもっちりしていていいお味でした。おかわり欲しいくらい笑

▽茄子のゼリー寄せ、薬味の茗荷がさっぱりとした味わいでお気に入り。生湯葉も濃厚＆トロトロでおいしかったです。

吸物

吉野仕立てでとろみのあるのでしっかり具材にお出汁がからんでおいしい。ゆずの風味がいい感じ。

お造り

熱海湾　朝乃漁

大人数じゃなくて1人用なのにちゃんとした姿造りって珍しい気がする。そんなに大きくはないけれど嬉しい気持ちになりますね。まあじ、かます、まぐろ、かんぱち、カワハギです。

地元の海で今朝、獲れたばかりのお魚はさすがに新鮮でおいしかった！量も多くて大満足でした。

焼物

かんぱちの塩焼き　棒生姜　景唐辛子

こちらも獲れたてのかんぱち。右下に添えられているのは葉唐辛子です。

蒸物

蒸し物は蓮根饅頭。中には銀杏とうなぎ。上に添えられたわさびがいいアクセントになっており、とろみのある出汁がしっかり絡んでおいしかったです。もっちり感がたまらない。

替鉢

▽肉をアップで。

メイン料理は牛肉のたたきです。にんにくおろしたっぷりのドレッシングがかかっており、上にはにんにくチップスが散らされています。にんにく好きには嬉しい一品。お酢でさっぱり食べやすかったです。

揚物

地元の熱海の海で獲れたサバをアーモンドチップスをまぶして揚げたもの。

ご飯・香の物・止椀

時間をかけてゆっくり食べるので最後はおなかいっぱい。きのこの炊き込みは薄味で、個人的にはもう少し味が濃い方が好みかなぁと思いました。鍋にたっぷりありますのでおかわりもできます。

これまでテンポよく料理が出てきていたのに、デザートがなかなか出てこず、もしかして忘れられてるのか？と、一瞬だけ心配になりましたがちゃんと出てきました笑

水菓子

季節の実

デザートは季節のフルーツの盛り合わせ。メロン、オレンジ、キウイなど。

デザート後、食器を下げていただくのに少し待ち時間があり、もしかして忘れられてる？フロントに電話した方がいいのかな〜と思いながら待っていたらちゃんと来てくださいました。

▽冷たい水をポットで持ってきてくれます。

▽お布団は次の間に敷いていただきました。上げ膳据え膳で何もしなくていいから1人温泉が好きなのですよね。

食後は月見台に出て涼みながら空を見上げたり、お風呂に行ったり、漫画を読んだり、ゴロゴロして過ごしました。

新かどやさんのお料理は特別に珍しい料理が出てくるわけではないですが、老舗らしく手堅くツボを押さえてる感じ。

どのお料理もそれぞれしっかりと手をかけて作っているように感じられ、またボリューム的にも最後は苦しくなるほど十分でした。

担当の仲居さんは明るく快活な雰囲気の方で、コミュ障の私には珍しく色々お話をさせてもらった。ついこちらかも話題を振りたくなるような素敵な仲居さんでした。

さて次で最後になります。朝食編です。

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