この記事では英国諜報員ジェームズ・ボンドが活躍する『007』シリーズについて、歴代ジェームズ・ボンドとボンドガールを紹介しながら解説しています。
『007』シリーズは1962年に第一作が製作された人気スパイ映画シリーズです。
50年以上にわたって世界中で愛され続け、2022年現在で25作品が製作されています。(番外編を併せると26作品)
最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はコロナウィルスの影響で、公開日が大幅に延期されていましたが2021年10月1日に公開されました。(待ちくたびれましたが・・管理人は公開当日に映画館で鑑賞しました)
主人公ジェームズ・ボンドを演じた俳優は2024年現在で6人です。
2024/3/19追記
7人目のジェームズ・ボンドとして『キック・アス』シリーズのアーロン・テイラー=ジョンソンに正式にオファーが出たと報道がありました。(2024/3/19)
『キック・アス』は2010年の作品。あれから10年以上が経過し、アーロンも33歳!これからジェームズ・ボンドとして活躍してくれることを大いに期待します!
▽歴代ボンドを演じた俳優は以下の通りです。この記事では歴代のボンドガールと併せて紹介していきます。
- 1代目:ショーン・コネリー (1〜5、7、番外編)
- 2代目:ジョージ・レーゼンビー (6)
- 3代目:ロジャー・ムーア (8〜14)
- 4代目:ティモシー・ダルトン (15〜16)
- 5代目:ピアース・ブロスナン (17〜20)
- 6代目:ダニエル・クレイグ (21〜25)
- 7代目:アーロン・テイラー=ジョンソンに正式オファー!(2024/3/19最新)⇦NEW
- 番外:ラシャーナ・リンチ(「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で女性初の007を演じた)
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▽目次をクリックするとジャンプします▽
ダニエル・クレイグの後任の7代目新007について
『スペクター』を最後に『007』シリーズから降板すると報道されていたダニエル・クレイグですが、最後にもう一作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に出演してくれました!
ダニエル・クレイグのボンドが大好きだったので続投が決まった時は本当に嬉しかった!
ギャラは27億円(!)と超高額らしい、との報道もありましたが真偽は不明です。本当はどのくらいなのかちょっと気になりますね笑
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は2020年4月公開予定⇨コロナウイルスの影響で2020年11月20日に延期⇨さらに2021年4月2日延期⇨またまた延期!どうなるの?
という紆余曲折を経て2021年10月1日に無事公開されました。
延期しすぎて待ちくたびれた!
というファンも多かったはず・笑
ダニエル・クレイグの後任、7代目ジェームズ・ボンド候補が決定!
2024/3/19追記
有力候補だったアーロン・テイラー=ジョンソンに正式にオファーがされたと報道がありました!!
ダニエル・クレイグが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で降板。後任の新ボンド候補としてさまざまな俳優の名前があがりましたね。(そうそうたる面々!)
- トム・ハーディ(『ヴェノム』)
- トム・ヒドルストン(『アベンジャーズ』『マイティー・ソー』)
- ヘンリー・カヴィル(『スーパーマン』)
- イドリス・エルバ(『刑事ジョン・ルーサー』)
- キリアン・マーフィー(『オッペンハイマー』)
- アーロン・テイラー=ジョンソン(『キック・アス』) ⇦正式にオファーが出ました!
黒人俳優として初めてのボンドなるか?というイドリス・エルバ、
またはピアース・ブロスナンの後任としてダニエル・クレイグとボンド役を争い、最終的に「若すぎる」という理由で落選したヘンリー・カヴィルや、
オスカーを受賞した『オッペンハイマー』のキリアン・マーフィー、
『キック・アス』のアーロン・テイラー=ジョンソンらの名前が上がっていました。
個人的には今度こそヘンリー・カヴィルに演じてほしい!と思っていたのですが、、
▽ヘンリー・カヴィルは超イケメン&筋肉ムキムキ。厚い胸板でシャツがピチピチになっているのを見ると色っぽすぎてドキドキしてしまいます。
そうそう『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』公開までに予想もしなかった展開もありました。
007に黒人女性ラシャーナ・リンチが抜擢?ボンドガールの呼び名はボンドウーマンに変更
2019年7月、新007は黒人女性?という驚きの報道がありました。
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で、新007として「キャプテン・マーベル」のマリア・ランボー役で知られるラシャーナ・リンチさんが抜擢された、とのこと。
今後は「ボンドガール」という呼び名も変わり、「ボンドウーマン」と呼ばれることになるそうです。
個人的な意見ですが、007=ボンドは男性に演じて欲しい。強くてイケメンで女性にモテモテなのが007だと思って映画を見てきたので、007を女性が演じると違う映画になってしまう気がします。
『アトミック・ブロンド』や『ソルト』など女性スパイが主人公の映画もありますし、別シリーズを作ればよいのでは…?と思いますね。
2021年11月追記:新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』に確かに女性の007としてラシャーナ・リンチさんが出演されていました。違和感のないストーリーで、プレッシャーに負けずに大役に挑戦したラシャーナ・リンチの好演も光りました。
▽激しいアクションシーンも演じた、ラシャーナ・リンチ。
それでは歴代のジェームズ・ボンドとボンド・ガールを紹介しつつ、シリーズ作品を紹介していきます!
『007 ドクターノオ』
監督 | テレンス・ヤング |
製作 | 1962年 |
ジェームズ・ボンド | ショーン・コネリー |
ボンドガール(ハニー・ライダー) | ウルスラ・アンドレス |
▽『007 ドクターノオ』のあらすじ
ある昼下り、英国秘密情報部支局長が何者かに射殺された。彼の任務は、ケープカナベラル基地から発射されるロケットの弾道を狂わす電波発信地を突きとめることだった。ロンドン本部は事件を重視、直ちに背後関係追及のため007ことジェームズ・ボンド機密員(ショーン・コネリー)を現地へ派遣した。映画.com
日本公開当時の邦題は『007は殺しの番号』
100万ドルという低予算で製作されましたが、6,000万ドル近い興行収入を上げ、興行的には大成功しました。1962年の世界の映画興行収入は第1位となりました。
▽初代ボンドはショーン・コネリーが演じました。
出典:IMDB
▽海から”貝”を抱いて上がってくる姿が印象的なボンドガール、ハニー・ライダー(ウルスラ・アンドレス)
出典:IMDB
なんで貝?!って思った人は多いはず!笑
『007 ロシアより愛をこめて』
監督 | テレンス・ヤング |
製作 | 1963年 |
ジェームズ・ボンド | ショーン・コネリー |
ボンドガール(タチアナ) | ダニエラ・ビアンキ |
▽『007 ロシアより愛をこめて』のあらすじ
犯罪組織「スペクター」は、クラブ諸島の領主ノオ博士の秘密基地を破壊し、アメリカ月ロケットの軌道妨害を阻止した英国海外情報局の諜報員007ことジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)への復讐、それもソビエト情報局の美人女性情報員と暗号解読機「レクター」を餌にボンドを「辱めて殺す」ことで両国に泥を塗り外交関係を悪化させ、さらにその機に乗じて解読機を強奪するという、一石三鳥の計画を立案した。Wikipedia
日本公開時の邦題は『007危機一発』
「危機一髪」の「一髪」を銃弾の「一発」にかけたもので、映画評論家の水野晴郎氏がつけたとされています。
▽初代ボンド、ショーン・コネリー(2作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、タチアナ(ダニエラ・ビアンキ)
出典:IMDB
前作『ドクターノオ』の成功を受け、大幅にアクションシーンが増やされました。見どころ満載の映画となり、1963年度の世界興行収入第1位を記録しました。
『007 ゴールドフィンガー』
監督 | ガイ・ハミルトン |
製作 | 1964年 |
ジェームズ・ボンド | ショーン・コネリー |
ボンドガール(プッシー・ガロア) | オナー・ブラックマン |
▽『007 ゴールドフィンガー』のあらすじ
英国の金が密輸ルートで大量に国外に流出しているという情報を得て、ボンド(ショーン・コネリー)はその犯人と目される億万長者のゴールドフィンガー(ゲルト・フレーベ)との対決を命令された。ゴールドフィンガーのやるインチキトバクを見破ったボンドは、ジル(シャーリー・イートン)などの犠牲のおかげで彼に近づきになったが、用心棒オッドジョブ(ハロルド・サカタ)に捕まった。気がついたとき、ボンドはゴールドフィンガーの自家用機にいた。映画.com
▽ボンドはショーン・コネリー(3作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、プッシー・ガロアを演じたのはオナー・ブラックマン
出典:IMDB
ボンドガールの名前に驚きました。そのままではちょっと、、というわけで「キティ・ガロア」と名前を変えて公開された国もあったそうです。よくある名前なのだろうか?ちょっと気になりますね…。
なんとなく野球選手のマニーを思い出しました…。下ネタすみません。(しかもネタが古い・苦笑)
▽ジル・マスターソン(シャーリー・イートン)が金箔を塗られて殺される有名なシーン
出典:IMDB
1964年の世界興行収入第1位の大ヒット作品となりました。
金粉を塗りたくられて皮膚呼吸ができずに死亡、というのは実際にはありえないですが、当時のスタッフは本気で信じていたそうです…。時代を感じますね。
『007サンダーボール作戦』
監督 | テレンス・ヤング |
製作 | 1965年 |
ジェームズ・ボンド | ショーン・コネリー |
ボンドガール(ドミノ) | クローディーヌ・オージェ |
人気シリーズとしての地位を確立し、アクションシーンもどんどんパワーアップしていきます。本作では映画史上初と言われる水中でのアクションシーンが描かれました。
▽『007サンダーボール作戦』のあらすじ
ボンド(S・コネリー)は暇にまかせてある療養所に行き不思議な刺青をした男を見て興味を持ったのだが、その男がボンドの注目をひいたということで殺された。それはボンドの宿敵スペクターの首領の仕業だった。そのころ、原爆を積んだNATOの飛行機がスペクターの手に奪われ、米英の首脳のもとに一週間以内に一億ドル支払わなければアメリカに原爆を落すというとんでもない脅迫を受けたという。ボンドがこの事件解決を命じられた。映画.com
▽ボンドはショーン・コネリー(4作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、ドミノを演じたクローディーヌ・オージェはミス・ワールドフランス代表に選ばれた経歴を持つ。笑顔がステキな女優さんですね^^
出典:IMDB
▽映画史上初と言われる水中アクションシーンが描かれました。
出典:IMDB
アカデミー視聴覚賞を受賞。
1965年度の正解興行収入は第2位。(1位は『サウンド・オブ・ミュージック』)
『007は二度死ぬ』
監督 | ルイス・ギルバート |
製作 | 1967年 |
ジェームズ・ボンド | ショーン・コネリー |
ボンドガール(アキ・キッシー鈴木) | 若林映子/浜美枝 |
本作は日本が舞台になっており、東京タワーや丸ノ内線、ホテルニューオータニなど馴染みのある風景が登場します。
▽『007は二度死ぬ』のあらすじ
運航中のアメリカとソ連の宇宙のカプセルが、頻々と軌道から姿を消すという怪事件が起った。米・ソは互に相手国の仕業と疑い国際的危機は高まるばかり。イギリス情報部は、妨害ロケットが日本から発射されているらしいと探知した。007号ジェームス・ボンド(S・コネリー)は十日後のアメリカのジェミニ打ち上げまでに、敵の正体と本拠地、その目的をさぐれと命をうけた。映画.com
▽ボンド(ショーン・コネリー5作目)浴衣姿もシブい。
出典:IMDB
▽ボンドガールの浜美枝(キッシー鈴木)
出典:IMDB
▽ボンドガールの若林映子(アキ)
出典:IMDB
▽丹波哲郎も出演してます。が、なんて素敵なコスチューム…。もじもじくんみたい^^;
出典:IMDB
ややトンデモ設定が目立ち、評価は高くない作品ですが、日本が舞台になっているせいか日本国内では洋画の興行収入第1位となる大ヒットを記録しました。(世界全体の興行収入は2位)
『女王陛下の007』
監督 | ピーター・ハント |
製作 | 1969年 |
ジェームズ・ボンド | ジョージ・レーゼンビー |
ボンドガール(テレサ) | ダイアナ・リグ |
ジェームズ・ボンド役がショーン・コネリーから変更になり、新しいボンドが登場した作品です。
▽『女王陛下の007』のあらすじ
イギリス秘密情報部のM(B・リー)は、スペクターの首領ブロフェルド(T・サヴァラス)の捜索と、動静を探るよう007号ジェームズ・ボンド(G・レーゼンビイ)に命じた。常に危険な仕事を求める彼は、この命令をあまり喜ばなかった。こんな時、ボンドはトレーシー(D・リグ)に会った。無謀な生き方と、自棄的な影をもった彼女、自殺まで図った彼女に、ボンドはなぜか心を魅かれた。映画.com
▽二代目ボンド、ジョージ・レーゼンビー
出典:IMDB
▽ボンドガール、テレサ(ダイアナ・リグ)
出典:IMDB
シリーズ第6作。
本作でボンド役はショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーに変更になりました。
『007 ダイヤモンドは永遠に』
監督 | ガイ・ハミルトン |
製作 | 1971年 |
ジェームズ・ボンド | ショーン・コネリー |
ボンドガール(ティファニー・ケイス) | ジル・セント・ジョン |
シリーズ第7作。ショーン・コネリーがボンド役に復帰しました。
▽『007 ダイヤモンドは永遠に』のあらすじ
200万ポンドにのぼるダイヤモンドが密輸され、しかもそれが闇市場にも出回っていない。もし何らかの意図で貯めこまれるとすれば、ダイヤモンド産業は一挙に危機にさらされてしまう、とダイヤモンド協会が恐れている。イギリス秘密情報部の上官Mは007号ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)にこう前置きし、現在計画されているダイヤ密輸の運び屋に変装し、アメリカ密輸シンジケートに潜入せよと命じた。映画.com
▽帰ってきたショーン・コネリーがボンドを演じた。(6作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、ティファニー・ケイス(ジル・セント・ジョン)
出典:IMDB
作品自体の出来は今一つだったものの、この年の世界興行収入第1位になりました。世界が待ちわびた、ショーン・コネリーの復活でした。ジョージ・レーゼンビーの出演は1作のみでした。
『007 死ぬのは奴らだ』
監督 | ガイ・ハミルトン |
製作 | 1973年 |
ジェームズ・ボンド | ロジャー・ムーア |
ボンドガール(ソリテア) | ジェーン・シーモア |
ボンド役はショーン・コネリーからロジャー・ムーアへ。3代目ボンドが誕生した作品です。
▽『007 死ぬのは奴らだ』のあらすじ
ジェームズ・ボンド(R・ムーア)が、ベッド・メイトと楽しい時を過ごしていた時、突然三人の情報員の死の知らせと“M”の指令がとびこんできた。ボンドは急ぎ、ドクター・カナンダ(Y・コットー)と対決すべくニューヨークへ飛び立った。が、早くもその動きを察知した組織はボンドを襲った。招き入れられたレストラン、突然回転したテーブルはボンドを神秘的美女ソリティア(J・セイモア)の前に連れだした。映画.com
▽3代目ジェームズ・ボンドはロジャー・ムーア
出典:IMDB
▽ボンドガール、ソリテア(ジェーン・シーモア)
出典:IMDB
シリーズ第8作目。ボンド役はショーン・コネリーからロジャー・ムーアに変更になりました。
ロジャー・ムーアは第1作目の頃からボンド候補に名前が挙がっていたそうです。軽妙でコミカルなボンドを演じています。
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『007 黄金銃を持つ男』
監督 | ガイ・ハミルトン |
製作 | 1974年 |
ジェームズ・ボンド | ロジャー・ムーア |
ボンドガール(メアリー・グッドナイト) | ブリット・エクランド |
▽『007 黄金銃を持つ男』のあらすじ
ある日、ロンドンのM(B・リー)のオフィスに、ジェームズ・ボンド(R・ムーア)の命を奪うと書かれたメモと共に一個の黄金の弾丸が届けられた。送り主は、百万ドルで仕事を引き受ける“黄金銃を持つ男”、殺し屋の帝王と呼ばれ、タイのフーケット島にアジトを構え、KGBやマフィアを手下に従えるスカラマンガ(C・リー)という男だった。映画.com
▽ジェームズ・ボンドはロジャー・ムーア(2作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、メアリー・グッドナイト(ブリット・エクランド)
出典:IMDB
シリーズ第9作目。
本作でボンドの敵、スカラマンガを演じたクリストファー・リーは原作者イアン・フレミングの従兄弟にあたります。フレミングによると、第1作目に登場したドクター・ノオはクリストファー・リーをイメージしながら書いたキャラクターだそうです。
クリストファー・リーは『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのサルマンを演じた俳優さんです。
『007 私を愛したスパイ』
監督 | ルイス・ギルバート |
製作 | 1977年 |
ジェームズ・ボンド | ロジャー・ムーア |
ボンドガール(アニヤ・アマソワ ) | バーバラ・バック |
▽『007 私を愛したスパイ』のあらすじ
波静かな地中海でイギリスの原潜が姿を消した--。さて、こちらはアルプスの山小屋。娘(スー・ヴァナー)と休暇を楽しんでいたJ・ボンド(ロジャー・ムーア)は、上司M(バーナード・リー)から緊急指令を受けた。そして同じ頃、モスクワのKGBでは、美人スパイのアニヤ(バーバラ・バック)が、上司ゴゴール(ウォルター・ゴテル)より、最近行方不明になったソビエトの原潜の探索を命じられる。映画.com
▽ロジャー・ムーア(3作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、アニヤ・アマソワ(バーバラ・バック)
出典:IMDB
シリーズ10作目ということで、前作の2倍の製作費をかけて作られました。派手な見どころを多く含んだ本作は興行収入は過去最高を記録しました。
『007 ムーンレイカー』
監督 | ルイス・ギルバート |
製作 | 1979年 |
ジェームズ・ボンド | ロジャー・ムーア |
ボンドガール(ホリー・グッドヘッド) | ロイス・チャイルズ |
▽『007 ムーンレイカー』のあらすじ
アメリカからイギリスへ空輸中のスペース・シャトル“ムーンレイカー”が、アラスカ上空で突如何者かにハイジャックされた。捜査を委任された英国情報部は、007ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)を任務に当てた。早速、上司M(バーナード・リー)から事件の背後に浮かぶ謎の大物について聞かされ、彼は現地に飛んだ。その人物とは、独自の力で米国西部に宇宙センターを築き、NASA(米航空宇宙局)に協力して“ムーンレイカー”を開発、製造してきた謎の科学者ドラックス(ミシェル・ロンダール)だ。映画.com
▽ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア、4作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、ホリー・グッドヘッド博士(ロイス・チャイルズ)
出典:IMDB
▽ボンド、宇宙へ行く
出典:IMDB
シリーズ第11作。舞台は地球を越えて宇宙へ…。
とうわけで、本作でボンドは宇宙へ飛び立ちます。ちょっとやりすぎ?な感じは否めませんね(笑)
『007 ユア・アイズ・オンリー』
監督 | ジョン・グレン |
製作 | 1981年 |
ジェームズ・ボンド | ロジャー・ムーア |
ボンドガール(メリナ・ハブロック) | キャロル・ブーケ |
▽『007 ユア・アイズ・オンリー』のあらすじ
ギリシャ・コルフ島沖イオニア海で、英国電子情報収集船が事故で沈没し、船に積まれていたATAC(超低周発信機)を引き上げる作業を、イギリス海軍情報部は、海軍退役将校で海洋考古学者であるティモシー・ハブロック卿に依頼した。ATACは、原子力潜水艦からのミサイル攻撃を目的地に誘導するトップ・シークレットで、東側に渡れば、軍事バランスが逆転するのは明らかだ。映画.com
▽ジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア、5作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、メリナ・ハブロック(キャロル・ブーケ)
出典:IMDB
シリーズ第12作。前作のSF的な展開から、正統派スパイアクションに軌道修正されました。(ファンも安心したのでは?(笑))
Mを演じていたバーナード・リーが死去したため、本作ではMは登場しませんでした。
『007 オクトパシー』
監督 | ジョン・グレン |
製作 | 1983年 |
ジェームズ・ボンド | ロジャー・ムーア |
ボンドガール(オクトパシー) | モード・アダムス |
▽『007 オクトパシー』のあらすじ
中南米の某国。軍事基地に潜入した英国情報部員ジェームス・ボンド(ロジャー・ムーア)は、いったんは捕われるが、一瞬のスキをついて脱出。特製小型ジェット機アクロスターを操縦し、敵のミサイルとの空中チェイスの末に、格納庫をすり抜け、ミサイルは格納庫で爆破した。一方、ベルリンでは009が、イギリス大使館に倒れ込み息をひき取る。映画.com
▽ジェームス・ボンド(ロジャー・ムーア、6作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、オクトパシー(モード・アダムス)
出典:IMDB
シリーズ第13作。本作より新しいMとして、ロバート・ブラウンが登場。
当初、オクトパシーにオファーされたのは『チャイナタウン』『俺たちに明日はない』のフェイ・ダナウェイだったそうです。実際にオクトパシーを演じたモード・アダムスと雰囲気が似ていますね^^
『007 美しき獲物たち』
監督 | ジョン・グレン |
製作 | 1985年 |
ジェームズ・ボンド | ロジャー・ムーア |
ボンドガール(ステイシー・サットン) | タニア・ロバーツ |
▽『007 美しき獲物たち』のあらすじ
極寒のロシア氷河からの脱出に成功してイギリスに戻った諜報員“007”ことジェームズ・ボンド(ロジャー・ムーア)は、休む間もなく、M(ロバート・ブラウン)と国防相に呼ばれた。英国が開発した防衛システムに不可欠のマイクロチップが奪われたが、どうやらKGBが関係しているらしいというのだ。早速調査を依頼されたボンドは、その事件に、大富豪のマックス・ゾリン(クリストファー・ウォーケン)が関わっていることをキャッチ、ゾリンをマークすることにする。映画.com
▽三代目ボンドを演じたロジャー・ムーア(7作目、本作で降板)
出典:IMDB
▽ボンドガール、ステイシー・サットン(タニア・ロバーツ)
出典:IMDB
シリーズ第14作。7作品でボンドを演じたロジャー・ムーアは本作で降板しました。
スリリングなアクション満載でロジャー・ムーアのユーモアも光る良作です。
『007 リビング・デイライツ』
監督 | ジョン・グレン |
製作 | 1987年 |
ジェームズ・ボンド | ティモシー・ダルトン |
ボンドガール(カーラ・ミロヴィ) |
▽『007 リビング・デイライツ』のあらすじ
欧州での東西の情報戦が熾烈を極めるなか、KGB高官コスコフ将軍(ジェローン・クラッペ)が亡命を望んでることを知ったボンド(ティモシー・ダルトン)は、チェコに飛んで、計画を実行。美しきチェリストのカーラ(マリアム・ダボ)の妨害にあうが、亡命は成功。英国に渡ったコスコフは、M(ロバート・ブラウン)と国防大臣(ジェフリー・キーン)に西側スパイ暗殺計画の情報を提供。KGB現長官プーシキン(ジョン・リス・デイヴィス)が指揮するその計画を阻止するために、ボンドはタンジールに向かった。映画.com
▽4代目ボンド、ティモシー・ダルトン
出典:IMDB
▽ボンドガール、カーラ・ミロヴィ(マリアム・タボ)
出典:IMDB
シリーズ第15作。
本作からジェームズ・ボンドがロジャー・ムーアからティモシー・ダルトンに交代しました。それに伴ってムーアのユーモアを生かした作風が変わり、シリアスな展開が目立つようになりました。
リビング・デイライツ(デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
\映画・ドラマを楽しむなら/
『007 消されたライセンス』
監督 | ジョン・グレン |
製作 | 1989年 |
ジェームズ・ボンド | ティモシー・ダルトン |
ボンドガール(パメラ・ブービエ) | キャリー・ローウェル |
▽『007 消されたライセンス』のあらすじ
友人フェリックス・ライダー(デイヴィッド・ヘディソン)とデラ・チャーチル(プリシラ・バーンズ)の結婚式に出席するためフロリダを訪ねたジェームズ・ボンド(ティモシー・ダルトン)は、沿岸警備隊の連絡をうけ麻薬王サンチェス(ロバート・ダヴィ)を逮捕するが、彼は仲間の助けもあり難なく逃亡に成功する。仲間の首謀者ミルトン・クレスト(アンソニー・ザービ)とともにサンチェスは、デラを殺し、フェリックスに重傷を負わせる復讐をする。友のために立ちあがるボンドであったが、映画.com
▽4代目ジェームズ・ボンド、ティモシー・ダルトンは本作で降板
出典:IMDB
▽ボンドガール、パメラ・ブービエ(キャリー・ローウェル)
出典:IMDB
シリーズ第16作。ティモシー・ダルトンは本作でボンド役を降板しました。
本作品は興行的に振るわず、世界興行収入で10位以内に入りませんでいた。
サンチェスの用心棒ダリオ役でベネチオ・デル・トロが出演しており、本作が映画デビュー作となります。どこに出ているか探してみてください^^
『007 ゴールデンアイ』
監督 | マーティン・キャンベル |
製作 | 1995年 |
ジェームズ・ボンド | ピアース・ブロスナン |
ボンドガール(ナターリア) | イザベラ・スコルプコ |
▽『007 ゴールデンアイ』のあらすじ
モナコに現われた国際犯罪組織ヤヌスの女性メンバー、オナトップを追っていたボンド。しかしオナトップはロシアのウルモフ将軍と結託し、NATOの最新鋭ヘリコプターを奪い去ってしまう。ヘリコプターでロシアの秘密基地を襲撃したオナトップらは、そこでソ連時代の秘密兵器「ゴールデンアイ」を強奪。ボンドは事件の真相を探るべくロシアへと向かう。映画.com
▽5代目ジェームズ・ボンドはピアース・ブロスナンが演じた。
出典:IMDB
▽ボンドガール、ナターリア(イザベラ・スコルプコ)
出典:IMDB
▽『X-MEN』シリーズで知られるファムケ・ヤンセンも出演
出典:IMDB
シリーズ第17作。本作よりピアース・ブロスナンが5代目ボンドを演じます。
冷戦が終結し、世界情勢が大きく変わったことを反映して、シリーズの世界観も大きく変わりました。近代的なスパイアクション作品へと転換した作品です。
新しいMとして本作からジュディ・デンチが登場します。
ちなみに本作のボンド役の第1候補はリーアム・ニーソンでした。断りの理由は「アクション映画には惹かれない。」というものでしたが、その後『96時間』など、派手なアクション映画でヒットを連発しています。
『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』
監督 | ロジャー・スポティスウッド |
製作 | 1997年 |
ジェームズ・ボンド | ピアース・ブロスナン |
ボンドガール(ウェイ・リン) | ミシェル・ヨー |
▽『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』のあらすじ
中国近海を航行中のイギリス海軍艦が撃沈され、英中間の軍事的緊張が一気に高まる。しかしこの事件は、スクープを狙うメディア王カーバーが仕組んだものだった。諜報部から指令を受けカーバーのビルに潜入したボンドは、そこで中国国外安保隊員の女性ウェイ・リンと出会う。映画.com
▽5代目ジェームス・ボンド、ピアースブロスナン(2作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、ウェイ・リン(ミシェル・ヨー)
出典:IMDB
シリーズ第18作。
前作を越える大ヒットとなり、1997年の世界映画興行収入で第4位になりました。
『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』
監督 | マイケル・アプテッド |
製作 | 1999年 |
ジェームズ・ボンド | ピアース・ブロスナン |
ボンドガール(エレクトラ・キング) | ソフィー・マルソー |
▽『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』のあらすじ
巨大石油パイプラインの計画を進めていたイギリスの石油王キングが、MI6本部で暗殺された。犯人は国際的テロリストのレナードだと突き止めたMI6は、キングの仕事を継いだ娘エレクトラが次の標的になると考え、護衛としてボンドを送り込むが……。映画.com
▽5代目ジェームズ・ボンド、ピアース・ブロスナン(3作目)
出典:IMDB
▽ボンドガール、エレクトラ・キング(ソフィー・マルソー)
出典:IMDB
シリーズ第19作。
1999年の世界興行収入第8位を記録しました。
『007 ダイ・アナザー・デイ』
監督 | リー・タマホリ |
製作 | 2002年 |
ジェームズ・ボンド | ピアース・ブロスナン |
ボンドガール(ジンクス) | ハル・ベリー |
▽『007 ダイ・アナザー・デイ』のあらすじ
北朝鮮で武器の密輸に携わるムーン大佐を暗殺したボンドは、その直後に敵に捕らえられ拷問を受ける。14カ月後、逮捕されたムーン大佐の側近ザオとの捕虜交換によってボンドはようやく解放されるが、Mはボンドが情報を漏洩したと疑い諜報員の資格を剥奪。ボンドは自らにかけられた疑いを晴らすため、ザオを追ってキューバへと向かう。映画.com
▽5代目ジェームズ・ボンドを演じたピアース・ブロスナンは本作で降板。
出典:IMDB
▽ボンドガール、ジンクス(ハル・ベリー)
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▽『ゴーン・ガール』で恐ろしいサイコ妻を演じたロザムンド・パイクも出演
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シリーズ第20作。4作品でボンドをつとめたピアース・ブロスナンは本作を最後に降板しました。
シリーズ40周年通算20作を記念して製作された作品で、過去のシリーズ作品へのオマージュが随所に散りばめられており、ファンの間でも人気の作品です。
2002年の世界興行成績は第5位、シリーズ最大のヒットとなりました。
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『007 カジノ・ロワイヤル』
監督 | マーティン・キャンベル |
製作 | 2006年 |
ジェームズ・ボンド | ダニエル・クレイグ |
ボンドガール(ヴェスパー・リンド) | エヴァ・グリーン |
▽『007 カジノ・ロワイヤル』のあらすじ
英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフルと接触を命じられたボンドは、モンテネグロのカジノでル・シッフルと高額の掛け金のポーカー対決を開始する。Yahoo!JAPAN映画
▽6代目ボンドに就任したダニエル・クレイグ
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▽ボンドガール、ボンドの人生に大きな影響を与えることになるヴェスパー・リンド(エヴァ・グリーン)
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▽ル・シッフルの存在も印象深い。演じたのはマッツ・ミケルセン。
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シリーズ第21作。初のリブート作品です。
本作から6代目ボンドをダニエル・クレイグが演じます。
初めての金髪のボンドとして当初は反発もありましたが、激しくスピード感あるアクションシーンで世界を魅了し映画は大ヒットしました。
管理人が初めて見た『007』シリーズがこの作品です。そこからは新作が公開されるたびに劇場に足を運んでいます。
『007 慰めの報酬』
監督 | マーク・フォースター |
製作 | 2008年 |
ジェームズ・ボンド | ダニエル・クレイグ |
ボンドガール(カミーユ) | オルガ・キュリレンコ |
▽『007 慰めの報酬』のあらすじ
前作「カジノ・ロワイヤル」の続編にあたり、恋人ベスパーを失ったジェームズ・ボンドが復讐と任務の狭間で苦悩する姿を描く。ベスパーの死の真相を探るためハイチに飛んだボンドは、奇しくも知り合った美女カミーユを通じ、ベスパーを死に追いやった謎の組織の幹部ドミニク・グリーンに接近する。彼の巨大な陰謀を知ったMI6はボンドに任務を課すが……。映画.com
▽6代目ボンド、ダニエル・クレイグ(2作目)
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▽ボンドガール、カミーユ(オルガ・キュリレンコ)
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▽ジェマ・アータートンは1500名の中から選ばれました。出演シーンは少ないけど印象に残ります。
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シリーズ第22作。ダニエル・クレイグがボンドを演じるのは2作目です。『カジノ・ロワイヤル』の続編であり、恋人ヴェスパーを失ったボンドが苦悩する姿が描かれます。
ジェマ・アータートンが全身オイルまみれで殺されるシーンは、『ゴールドフィンガー』で金粉を全身に塗りたくられたジル・マスタートンへのオマージュです。
あっという間に女を惚れさせて協力者にしてしまうボンドのモテぶり、さすがです。
『007 スカイフォール』
監督 | サム・メンデス |
製作 | 2012年 |
ジェームズ・ボンド | ダニエル・クレイグ |
ボンドガール(セヴリン) | ベレニス・マーロウ |
▽『007 スカイフォール』のあらすじ
各国のテロ組織に潜入している工作員を記録したMI6のハードディスクが何者かに奪われ、ボンドは犯人を追いつめるが、MI6の長官Mの命令で放たれた銃弾に撃たれ、橋の上から谷底へと落ちていく。Mはリストが奪われた責任を追及され辞職を迫られるが、これを拒否。しかしその直後、リストを奪った犯人によりMI6のオフィスが爆破され、さらなる犠牲者を出してしまう。このニュースを見たボンドは再びMのもとへ舞い戻り、現場へ復帰。犯人の手がかりを求めて上海へと渡る。映画.com
▽6代目ボンド、ダニエル・クレイグ(3作目)
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▽ボンドガール、セヴリン(ベレニス・マーロウ)
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▽怖すぎる&しつこすぎる敵、ラウル・シルヴァ(ハビエル・バルデム)
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▽Mを演じたジュディ・デンチは本作で降板
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シリーズ第23作目。ダニエル・クレイグが3作目のボンドを演じます。
世界中で大ヒットし、イギリス国内では『アバタ―』を抜いて歴代興行成績一位になりました。
ジュディ・デンチが演じたMは本作で死亡。4代目Qとしてベン・ウィショー、マネーペニーとしてナオミ・ハリスが本作から参加しました。
『007 スペクター』
監督 | サム・メンデス |
製作 | 2015年 |
ジェームズ・ボンド | ダニエル・クレイグ |
ボンドガール(マドレーヌ・スワン) | レア・セドゥ |
▽『007 スペクター』のあらすじ
「スカイフォール」で焼け残った写真を受け取ったボンドは、そこに隠された謎を追って単身メキシコ、ローマと渡っていく。その過程で悪名高い犯罪者の美しい未亡人ルキア・スキアラと出会ったボンドは、悪の組織スペクターの存在を突き止めるが……。映画.com
▽6代目ボンド、ダニエル・クレイグ(4作目)
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▽ボンドガール、マドレーヌ(レア・セドゥ)
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▽アラフィフのボンドガールとして話題になったモニカ・ベルッチ
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▽新しいMはレイフ・ファインズ
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シリーズ第24作目。ダニエル・クレイグがボンドを演じるのは4作目です。本作を最後にボンド役から降板が噂されましたが…。
2018/5/13追記:27億円という高額のギャラで、ボンド役のオファーを受けたと報じられました。ダニエルファンには嬉しいニュースです。ただし、1作のみになりそうです。
アラフィフのボンドガールとしてモニカ・ベルッチの出演が話題になりましたが、本命はレア・セドゥ。やっぱり若い子がいいんだなぁ…と思いました(苦笑)
『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』
監督 | キャリー・ジョージ・フクナガ |
製作 | 2021年 |
ジェームズ・ボンド | ダニエル・クレイグ |
ボンドガール(マドレーヌ・スワン) | レア・セドゥ |
▽『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』のあらすじ
現役を退きジャマイカで穏やかな生活を送っていたボンドのもとに、CIA出身の旧友フィリックス・ライターが助けを求めにやってきたことから、平穏な日常は終わりを告げる。誘拐された科学者を救出するという任務に就いたボンドは、その過酷なミッションの中で、世界に脅威をもたらす最新技術を有した黒幕を追うことになるが……。
引用:映画.com
▽6代目ボンド、ダニエル・クレイグ(5作目)。
ボンドのお隣は『ブレードランナー 2049』で注目されたアナ・デ・アルマスが演じるCIAエージェント。とても印象的な役どころなので次回作にも登場してほしいなと思いました^^
▽美しいCIAエージェントを演じたアナ・デ・アルマス。本当にきれい!!
▽ボンドガール、マドレーヌ(レア・セドゥ)
▽女性初の007を演じたラシャーナ・リンチ。プレッシャーも大きかったと思いますが、見事に大役をこなしました!
ダニエル・クレイグの最後のボンド出演作となった作品。コロナ禍で公開延期が続き、ファンは歓喜と共に公開の日を迎えました。女性007が初めて登場することでも話題を呼びました。007シリーズにふさわしい激しいアクションや仕掛けがたくさんあります。
日本の西日暮里の森田畳店の畳112枚使われている印象的なシーンがあります。日本人から見ると少し違和感があるかもしれませんが、そのシーンでボンドが「あること」をしています。ちょっとびっくり!
前作から引き続いてボンドガールを演じたレア・セドゥは美しさに磨きがかかっていて神々しいほど。新人CIAエージェントを演じたアナ・デ・アルマスも素敵でした!
次回作にも大いに期待!ダニエル・クレイグの後任も気になります!それに女王様が亡くなられたので次回からは「女王陛下の007」ではなくなります。初めてのことなのでどうなるのかも気になります。
番外『ネバーセイ・ネバーアゲイン』
監督 | アーヴィン・カーシュナー |
製作 | 1983年 |
ジェームズ・ボンド | ショーン・コネリー |
ボンドガール(ドミノ・ペタッチ) | キム・ベイシンガー |
番外編として製作された作品です。
▽『ネバーセイ・ネバーアゲイン』のあらすじ
ジャングルにある要塞に侵入するジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)。彼は敏捷な行動で敵を倒し、捕らわれの身となっている若い女性のところへ行く。彼女をたすけ起こそうとした時、彼女は隠し持っていたナイフで彼を刺す。以上は訓練の一つで、それを記録したビデオ・テープを見ながら、新しいMは言う。「私は前任者ほど君を買っていない。スパイ学校で講師をしている間に君の身体はなまったらしいな。シュラブランド療養所に行き、鍛え直したまえ」。映画.com
▽久しぶりにショーン・コネリーがボンドに復帰
出典:IMDB
▽ボンドガール、ドミノ(キム・ベイシンガー)
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シリーズ番外編として製作されました。シリーズ第4作目『サンダーボール作戦』のリメイク作品です。イオン・プロの007シリーズとは製作が異なります。
ボンドガールを演じたキム・ベイシンガーは本作が映画デビューになります。
以上、『007』シリーズ一覧でした♪
▽『007』以外にもスパイを描いた作品がたくさんあります。
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