群馬県・四万温泉にある積善館の宿泊レポ、7回目です。今回が最後になります。
前回は宿泊した温泉宿「積善館」の朝食のご紹介でした。
今回は観光のお話です。四万温泉街と近くの観光スポットをふらふらと散策しました。
積善館の宿泊レポ
実はふらふら散歩するどころではなくて、ちょっとした冒険になってしまいましたが、おかげで、見ごたえのある景色を見ることができました。
積善館の予約・口コミの確認はこちら
四万川ダムと奥四万湖
今回見たかったのは四万川ダムとダム湖である奥四万湖です。
四万川ダムはヨーロッパの城壁を思わせる重厚な雰囲気を持つダムで、ダムマニアが全国から見学に来るそうです。
そしてダム湖である奥四万湖。
▼なんとこんなにコバルトブルーになるらしいんですよ!!
出典:http://j-town.net/gunma/column/gotochicolumn/208238.html?p=all
なぜこんなに青くなるのかと言いますと。
奥四万湖の表面が深い青色に見えるのは、ダムに注ぐ四万川に湯の泉が混入して、アロフェンなどの懸濁微粒子を含むことにより、青の光が散乱・反射するためだ。
引用:息をのむほどにコバルトブルー! 同じ日本とは思えない群馬の絶景「奥四万湖」(全文表示) – コラム – Jタウンネット 群馬県
だそうです。
地図を見たら歩いてもいけそうな感じ。(と思ったのです、この時は…(笑))
ぜひ行ってみたい!!というこうことで、頑張って歩きました!
私たちは車を運転できないので、公共交通機関か歩きなんです。
と、いうわけで。
温泉街を流れる美しい四万川をほとりを歩いていきました。
マイナスイオンに包まれて、自然のパワーをとりこみながら。
小泉の滝
奥の方にあるのが見えるでしょうか?
落差6メートルの滝ですが、水量が多いのでなかなか見ごたえあります。
私は道路沿いから見ましたが、もっと近寄るとさらに迫力がありそうです。
このあたりは「楓仙峡」と呼ばれているそうです。
まだまだ歩きます(笑)
四万川ダム
四万川ダムに到着~。
どどーん!!
オオーw(*゚o゚*)w かなり大きいです!!
下から見上げると、こんな感じ。
まさにヨーロッパの城壁のよう。
異世界に紛れ込んでしまったような、不思議な感覚がありました。
ここまで歩いてくる観光客は少ないですが、何人かいました。みなさん、ダムを見て歓声をあげてましたね。
本当にすごいんですよ!
日向見公園という公園が整備されており四阿やベンチもありますので、のんびりダムを見上げるのもいいのかも。
あ、このダム、『進撃の巨人』に出てくる壁を思い出しました。
あの向こうから巨人が顔を出したら…。想像すると怖いですね。食われるのはイヤだ。
さて、いよいよ奥四万湖を目指しますよ~。再び歩き始めます。
てくてくてくてく。てくてくてくてく。
さっきのダムから15~20分くらいを想定していました。
が、20分どころじゃなかった(笑)
どんどん山深くなっていき、人気はどんどんなくなっていく。
歩いている人はトランクス1枚で歩く地元のおじさん(裸族?)を見かけただけ。
車はたまに通ります。
あのカーブの先かな、あのトンネルの先かな。もう引き返そうか、もうちょっとだけ行こうか。
てくてくてくてく。てくてくてくてく。
歩き続けて30分は経ったでしょうか。
ようやく四万川ダムの上部分が見えてきました。
木立の間から覗いたダムの姿は、美しかった。
遠かったけれど、この景色が見られたからいいかな、って思いました。
ようやく、ダムの上に到着~。疲れました(;^_^A アセアセ・・・
上から下をのぞくと、こんな感じ。
下に見えるのはさっきの公園です。ずいぶん高いところまで来たもんだ。(しみじみ)
さて、コバルトブルーの奥四万湖はこの反対側にあります~。
このために歩いてきたのです!!
と…。
あ、あれ…?
コバルトブルーの湖水が美しい、奥四万湖
↓
緑!!どう見ても緑!!
∑( ̄ロ ̄|||)なんと!?
…どうやら天候や光の具合で見え方が異なるらしいです。
この日は雨が降り出しそうな、どんよりとした曇りだったので光があまり反射してなかったのかもしれません。
残念…。
温泉街から歩いていくのはかなり遠いです。
片道で40分くらいかかりました。
歩いていくのは日向見公園までにしておいた方がいいのかも。ダム湖までは車で行くのをオススメします。
四万温泉街を歩く
四万温泉街は昭和レトロな雰囲気溢れていました。
ぱっと見ると、さびれてくたびれた感じがしますよね。
写真は人がいない瞬間を見計らって撮影したので、余計に寂れて見えるのですが(笑)、通常は観光客で大いに賑わっています。
ちょっと不思議な感じなんですよ。見た目は寂れているのに活気がある、という”いい”違和感があって。
先ほどのダムとはまた違った意味で、異世界に紛れ込んだような不思議な感じがしました。地方に行けば、寂れて廃墟みたいになった温泉街もありますが、ここはそうじゃない。
風変わりで、素敵な場所だなぁと思いました。そう思うのは私と夫が昭和の生まれだからかもしれませんね(笑)
昔ながらのタバコ屋さん。
温泉街のあちこちで年季の入った看板を見かけます。
スマートボール 柳屋
四万温泉の名物スポットらしいですよ。
テレビや雑誌でもおなじみの柳屋さん。
これがスマートボールです。
昭和生まれだけれど、私もやったことも聞いたこともないよ(汗)
調べてみると昭和30年ごろに流行っていたらしい。
やり方はオーナーさんが教えてくれるみたいです。大人も子供も珍しそうに楽しんでいました。
まるみや物産店
四万温泉のお土産物屋です。
洋服やお土産、お菓子など幅広い商品を扱っている、地方に行くとよく見かける雰囲気のお店。(私の地元にも似たようなお店がある)
と、思いきや…。
お店のショーウィンドウがこんな感じ。
↓
なんだ?このおじいちゃん?!
と思ったのですが、近寄って説明書きを読んでみると芸術作品とのことでした。
テレビ朝日の『ナニコレ珍百景』という番組で取り上げられたことがあるそうです。
このおじいさん像は、3年前に芸術祭で展示を依頼された
彫刻作品。この像を見て亡くなったご主人が
帰ってきたように感じた女将さんが芸術祭後に買い取り、
お店の守り神として大切に飾っているという。引用:テレビ朝日|ナニコレ珍百景
温泉街に突如として現れた仙人は、お店の守り神だそうです。
高野稲荷神社
小さなお稲荷さんにご挨拶。
塩之湯飲泉所
少し塩気のある温泉が飲めます。
「積善館」の敷地内にもありましたし、温泉街のなかにいくつかありました。
四万温泉は足湯や外湯も充実しているし、日帰り温泉ができる宿もあり、オススメです。
「おきなや」で名物あんこコーヒーを飲んだ!
四万温泉にはいくつか人気のカフェがあります。
どこに行こうか悩んで、選んだのが「おきなや」
「あんこコーヒー」なる珍しい飲み物が名物とのこと。
ぜひ飲んでみたい(*^-^)ニコ
店先に足湯があります。
落ち着いた店内。お土産物も売られてます。
ルービンリキ? いいえ、キリンビールです。
あんこコーヒー、注文しました( ^-^)_旦””
飲んでみた。
・・・・。
コーヒーの中にあんこが入っています。
うん、なるほど、なるほどね。
想像してたのと違ってたけど、たしかにあんこコーヒーでした(笑)
あ、コーヒーにあんこが入ってる、みたいな。
もう少しあんことコーヒーをがっちり融合させて新たな味を生み出しているのかと思ってたのです。少々期待値をあげすぎました。
初めての組み合わせなので新鮮な気持ちでいただきました。これはこれで十分アリです。
以上、四万温泉の旅レポでした。
積善館の宿泊予約について
積善館は以下のサイトから宿泊予約ができます。
旅のお得なクーポン・割引情報をまとめています。
おトクな旅のクーポン・キャンペーン情報をまとめています
コメント