ウィーン二日目の宿泊は「ホテル・カイザリーン・エリザベート」
ウィーン在住経験のある人がおすすめしてくれたホテルです。
ウィーンと言えば、世界有数の観光地なだけあって「ホテルザッハー」や「ホテルインペリアル」など歴史ある高級ホテルが数多くありますが、私たちはもう少し規模が小さい方が好みなのですね。
「ホテル・カイザリーン・エリザベート」はモーツァアルトやワーグナーも宿泊したことがある由緒あるホテル。全部で63室という大きすぎない規模がまさに好みでした。
加えてシュテファン大聖堂から歩いて数分という抜群のロケーションの良さ、観光やショッピングの拠点としても非常に便利な4つ星ホテルです。
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ホテル・カイザリン・エリザベート
大規模ホテルのような迫力はありませんが、濃いクリーム色の外壁で上品な佇まいのホテルです。
シュテファン大聖堂を見学する前に、立ち寄って荷物を預かっていただいたのです。
チェックイン・アウト後の荷物預かりにも対応してくれます。
フロントの横にはエリザベート皇后の石像が飾られています。
エリザベート皇后はホテルの名前の由来にもなっており、王室から「エリザベート」の名前を冠することを許されているのだそうです。
▽ロビー
▽エリザベート皇后の肖像画
大きな天窓から明るい陽射しが差し込み、豪奢なシャンデリアが下がっています。
▽エレベーターも非常に豪華
なんとなく気になって階段で登ってみました。
少し写真が暗いですが、ヨーロッパらしい赤いじゅうたんが敷かれた階段を登っていきます。
手すりの細工も美しいです。
配置された家具も豪華なのですが派手すぎず上品で、うっとりと見とれてしまいました。
この上品なシンプルさが心を落ち着かせてくれます。
扉には紋章が刻まれています。
部屋はダブルルーム
部屋はダブルルームです。大きなベッドが1つ。前日宿泊した「ホテルアナナス」よりもぐっと広くなりました。
ベッドの脇にはデスクもあります。
壁にはウィーンの風景を描いた水彩画がいくつも飾られていました。
大きめのテレビとテーブルとチェア。天井が高くて、窓が大きいので、光がたくさん差し込みとても明るいお部屋でした。
ちょっと変わった形の鍵も印象深いです。
白いレースのカーテンがかかった窓からは
中庭が見えます。
水回り
大きな鏡と洗面台!歯ブラシはないのですが、ドライヤーやスリッパは完備。
シャワーブースも大きいし、
バスタブもあります。ずっとシャワーだけだったので、バスタブありはとてもありがたく、この日はお湯を溜めてゆっくりお風呂に浸かりました。
朝食はビュッフェ
朝食は食堂でビュッフェ。白いテーブルクロスにチェアの赤が映えてとても落ち着いた雰囲気でした。シャンデリアもキラキラ。
スタッフが常に気を配ってくれていて、とても心地よかった。
本場のハムやサラミ、ソーセージ、ベーコンなど。種類がとても豊富です。
▽ゆで卵。
前日の「ホテルアナナス」で調子に乗って食べ過ぎてしまったため、この日は控えめにしました。(私的にはこれで控えめ(笑))
最初はクセが強くて、チーズやサラミが食べ辛いなと感じていましたが、だんだん慣れてきて、もうすっかり気にならなくなりました。
▽ウィーンの定番のパン、カイザーゼンメル
まとめ
帰国してからもしばらく思い出してはうっとりしてしまうほど、上質のホテルでした。
大規模なホテルがあまり好みでない方にぜひおすすめです。ほどよい規模なので、スタッフとの距離感も心地よく、細やかに気配りをしていただけました。
それから何と言ってもロケーションのよさ!
駅からも近く、シュテファン大聖堂、オペラ座、グラーベンなどがウィーンの有名観光スポットから徒歩圏内なのもとても便利です!!