この記事ではアメリカの映画サイト『Taste of Cinema』が選出した「心がつぶれそうになる傑作映画20本(20 Great Soul-Crushing Films That Are Worth Your Time」について紹介しています。
参考米サイト選出「心がつぶれそうになる映画20本」 : 映画ニュース – 映画.com
心がつぶされそう、えぐられそうになる、そんな重くて辛い作品を無性に見たくなることありませんか?
私はあります!どうしようもなく重苦しい映画ばかり週末に鑑賞して落ち込みまくる。といったことをしたくなります。
「もう嫌だ!これ以上見たくない!!」と思うのに、なぜか見てしまう…。見たあと後悔するのにクセになって繰り返してしまう(笑)
今回紹介する作品リストもなかなかヘヴィなラインナップで、見ごたえ十分。
管理人が見たことがない作品、知らない作品もありましたのでぜひ今後の参考にします。それでは選出された20作品を全て私のちょこっとコメント付きで紹介させていただきますね。
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「レクイエム・フォー・ドリーム」(2000)
監督:ダーレン・アロノフスキー
出演:ジャレッド・レト/ジェニファー・コネリー
製作:2000年/アメリカ
テレビを見るのが何より楽しみな中年未亡人サラは、ある日テレビ番組への出演依頼の電話を受け、お気に入りの赤いドレスでテレビへ出るためダイエットを始める。一方、息子のハリーは恋人マリオンとのささやかな夢を叶えたいと麻薬売買に手を染める。季節が変わり、赤いドレスが着られるようになったサラはダイエット薬の中毒に、麻薬の商売がうまくいかなくなったハリーとマリオンは自らがドラッグの常用者となっていた……。
鑑賞済み。
薬物によって身を滅ぼして行く人々のお話。重い映画として有名でこの種のランキングでは必ず上位にランクインする作品です。
安易な気持ちで手を薬物に手を出すとこんなにもあっさりと人生が崩壊してしまうのかと、げんなりさせられます。若者たちは自業自得とも言えますが、知らずに中毒になってしまった老婦人は本当に気の毒…。
ドラッグに無知な老女を薬物依存にさせ金を搾り取ろうする悪魔のような人間がこの世にいること、気遣かないうちにその悪魔に絡め取られてしまう恐怖に背筋が寒くなります。
ジェニファー・コネリーが演じる、美しい女性マリオンがドラッグにハマって堕ちる地獄…。いかにもありえそうなので、これにもまたげんなりさせられた…。
ドラッグの怖さを思い知るためにも、ぜひ一度鑑賞してみて欲しい作品です
▽様々なウツ映画ランキングで上位にランクインしています。
「ザカリーに捧ぐ」(2008/劇場未公開ドキュメンタリー)
一人息子をストーカーに殺された老夫妻の想像を絶する苦難の日々を記録したドキュメンタリー。
ストーカー女に息子を殺され、しかもその女が息子の子供を身ごもっているという状況で、老父婦は亡き息子の忘れ形見=孫の親権を求めて提訴する。しかし裁判所は夫妻の訴えを認めず、かわいい孫はその子の母親=殺人犯の手にゆだねられることになってしまう…。
少しあらすじを少し確認しただけでも病みそうな内容ですが、さらに打ちのめす出来事が老夫婦に襲いかかります…。「想像を絶する」とはこのことかと思いました。
「被害者の人権」と「加害者の人権」という難しい問題がテーマになっており、実際に起きた事件なのでテレビでも何度か取り上げられたことがあります。
幼い子供が絡む作品で胸を切りつけられる思いをさせられるので、見るときは相当な覚悟が必要です。
「少年は残酷な弓を射る」(2011)
監督:リン・ラムジー
出演:ティルダ・スウィントン/エズラ・ミラー
製作:2011年/アメリカ・イギリス
「ボクと空と麦畑」「モーヴァン」のリン・ラムジー監督が、強い悪意と執着心を抱く息子とその母親の関係を緊張感たっぷりに描いた人間ドラマ。自由奔放に生きてきた作家のエバは子どもを授かったことでキャリアを捨て、母親として生きる道を選ぶ。生まれた息子はケビンと名づけられるが、幼い頃からエバに懐くことはなく、反抗を繰り返していく。やがて美しい少年へと成長したケビンは反抗心をますます強めていき、それがある事件の引き金となる。「フィクサー」のティルダ・スウィントンが主演。引用:http://eiga.com/movie/57494/
生まれた息子ケビンは悪魔のような子だった…。
ケビンは常に母親のエバを挑発し、追い詰め、傷つける。やがて美しい青年に成長したケビンは恐ろしい事件を引き起こし、エバの人生を完全に叩き潰してしまう…。
母の愛っていったいなんだろう?子供を育てるってなんだろう?どうすればよかったんだろう?…何もかもわからなくなりました。週末に鑑賞して放心状態に陥り、月曜日になっても気力が復活しませんでした。
エズラ・ミラーの悪魔のような美少年ぶりが目に焼き付きます。
▽以下の記事でも取り上げています。
▶︎【子どもが怖い】大人を恐怖に陥れる!こわい子どもが登場するおすすめ映画。
「ザ・ロード」(2009)
監督:ジョン・ヒルコート
出演:ヴィゴ・モーテンセン/シャーリーズ・セロン
製作:2009年/アメリカ
「ノーカントリー」の原作者として知られる現代米文学の巨匠コーマック・マッカーシーによるピュリッツアー賞受賞の同名ベストセラー小説を、ビゴ・モーテンセン主演で映画化したロードムービー。ほとんどの生物が死に絶え、文明が崩壊した近未来のアメリカを舞台に、父親と幼い一人息子が漂流する姿を描く。監督は「プロポジション 血の誓約」のジョン・ヒルコート。共演にシャーリーズ・セロン、ロバート・デュバル、ガイ・ピアース。引用:http://eiga.com/movie/55487/
文明は崩壊し、人類は滅びに向かっている…そんな絶望に満ちた世界で生きる親子の物語。過酷な親子の旅を描いたロードムービーであり、サバイバル映画であり、ヒューマンドラマでもあります。
この世界では自然環境が破壊され動植物は死滅していくだけなので、人間は食べるものがないのです。そうすると人間は生きるために何をするか…。”アレ”しかないんです…。
親子が生きる世界には絶望に満ちているけれど、ほんの少しだけ、人間の尊さが見えて救われたような気持ちになりました。人間性を失わずに「善き者」で居続ける、そんな人々がまだ存在しているということに。
しかし…。
映画が終わってもエンディングの向こうでは世界は滅亡に向かって進むばかり。絶望しかない世界が続いていきます。人類には明るい未来などないのです。そう思うと暗澹とした気持ちにさせられますね。
▽以下の記事でも取り上げています。
▶︎「気がめいる陰うつな映画」
▶︎「私の好きなおすすめロードムービー」
「スレッズ」(1984)
未鑑賞です。核戦争後の荒廃した世界に生きる人々を描いた、BBC製作の「ディストピアもの」です。
\映画・ドラマを楽しむなら/
「炎628」(1985)
監督:エレム・クリモフ
出演:アレクセイ・クラフチェンコ
製作:1985年/ソ連
第2次大戦を背景に白ロシアのハトィニ村の人々の悲惨な運命を描く。監督・脚本は「ロマノフ王朝の最期」のエレム・クリモフ、共同執筆はアレクサンダー・アダモーヴィチ、撮影はアレクセイ・ロジオーノフ、音楽はオレーグ・ヤンチェンコ、美術はヴィクトル・ペトロフが担当。出演はアリョーシャ・クラフチェンコ、オリガ・ミローノワほか。引用:炎628 : 作品情報 – 映画.com
戦争映画で1943年ドイツ軍に占領されていた小さな村で起こった悲劇を描いた作品です。
管理人はこの作品を見ていないのですが、相当なレベルのえげつない描写がてんこもりとの噂です…。
「ひとりぼっちの青春」(1969)
監督:シドニー・ポラック
出演:ジェーン・フォンダ/マイケル・サラザン
製作:1969年/アメリカ
大恐慌の30年代、当時流行していたマラソン・ダンスのコンテストには、高額の賞金を求めて様々な男女が参加していた。身重の女、年をとった船乗り、そして、ふとしたきっかけでパートナーを組むことになったロバートとグロリアもいた。だが過酷なコンテストに続々と脱落者が出て……。コンテストの主催者に扮したギグ・ヤングはアカデミー賞助演男優賞を獲得した。引用:http://eiga.com/movie/25213/
世界恐慌下で、実際に開催されていた「ダンス・マラソン大会」をモチーフにした作品です。
タイトルから「ダンスパートナーが見つけられない孤独な青春」を描いた作品を想像していたのですが、大間違いな展開でした。
苦い青春の思い出、とかそんな甘い話じゃなかった!
絶望的な状況でわずかな希望に必死にすがりついた人たちが、容赦なくたたきつぶされていく姿が描かれます。
「A Necessary Death(原題)」(2008)
未鑑賞です。
映画学校の生徒がインターネットで自殺志願者を募って、実際に死ぬまでを記録しようとする様子を追ったドキュメンタリー映画です。
「自殺志願者が自殺するまで」と「それを追う人々」を追うという二重の意味でのドキュメンタリーになっています。
どうしてこんな恐ろしいことを思いつき、さらに実行しようとするのか…。理解不能。そもそもの発想が恐ろしすぎる。
この企画考えた人はちょっと頭がおかしいんじゃなかろうか。
「オールド・ボーイ」(2003)
監督:パク・チャヌク
出演:チェ・ミンスク/ユ・ジテ
製作:2003年/韓国
「JSA」のパク・チャヌク監督が日本製同名コミックを原作に映画化。タランティーノが審査委員長を務めた本年のカンヌ映画祭でグランプリを受賞、米ユニバーサルがリメイク権を取得した話題作。理由も分からないまま15年間も監禁されていた男オ・デス。突然解放された彼の前に謎の男ウジンが出現、5日間で彼が監禁された理由を解き明かせと迫る。「シュリ」のチェ・ミンシク、「バタフライ」のカン・ヘジョンら人気俳優が共演。引用:http://eiga.com/movie/1575/
ごく平凡な生活を送っていたのに突然15年間も監禁されてしまった男性が、自分が監禁された理由を知るために奔走する物語です。
名作なのに未鑑賞です。気になりつつ、なんとなく見そびれています。
▽この種のランキングの常連です。
「隣の家の少女」(2007)
監督:グレゴリー・M・ウィルソン
出演:ブライス・オーファース/ダニエル・マルシェ
製作:2007年/アメリカ
「オフシーズン」「襲撃者の夜」など、カルト的人気を誇る米ホラー作家ジャック・ケッチャムによる、実在の少女監禁事件を基にした小説の映画化。1958年夏、少年デビッドの住む郊外の町に、美しいミーガンとスーザンの姉妹が引っ越してくる。交通事故で両親を亡くした姉妹は、デビッドの家の隣に住む伯母ルスの元に身を寄せることになり、デビッドと姉妹は徐々に親しくなっていく。やがてデビッドはミーガンに恋心を抱くが、ルスの嫉妬と憎悪の入り混じった虐待に、姉妹が苦しんでいることを知る。引用:http://eiga.com/movie/55262/
アメリカで実際に起きた「シルヴィア・ライケンス事件」をもとにした作品です。
両親を事故で亡くしたスーザンとミーガンのふたりの姉妹を引き取った叔母が姉妹を虐待するのですが、特に姉スーザンへ仕打ちがエスカレート。近所の子供たちも巻き込んで悲劇へと発展していきます。
少女がひどく虐待される話なので、見るのにかなりの勇気を要します。
同じく『シルヴィア・ライケンス事件』をモチーフとした作品があります。
▼『アメリカン・クライム』/主演はエレン・ペイジ。演技力に定評のある役者さんなので、叫び声や表情がリアルで辛いです。
▽叔母も最悪ですがその子供たちも最悪です…。
▶︎大人を恐怖に陥れる!こわい子どもが登場するおすすめ映画。
「ミスト」(2007)
監督:フランク・ダラボン
出演:トーマス・ジェーン/マーシャ・ゲイ・ハーデン
製作:2007年/アメリカ
「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」でスティーブン・キングの世界を見事に映画化したフランク・ダラボン監督が、映像化不可能と言われていたキングの傑作中篇「霧」に挑んだ意欲作。激しい嵐が過ぎ去った町に不気味な深い霧が立ち込め、住民たちは身動きが取れなくなってしまう。やがて霧の中に潜んだ正体不明の生物が彼らを襲いはじめ……。原作とは異なる衝撃のラストが全米公開時に大きな話題を呼んだ。引用:http://eiga.com/movie/53105/
霧の中から現れる怪物がB級ぽくて「なんだかなぁ…o( ̄ー ̄;)ゞううむ」と思っていたらラストにガツンとやられます。
あの結末は全く想像もしておらず、言葉も出なかったし、たまらなく嫌な気持ちになりました。
「よくぞ、ここまで観客を嫌な気持ちにさせるもんだ!!」と心から作り手に感心しましたよ。
週末に見たら翌週の火曜くらいまでずっと落ち込んだままでした。
『ショーシャンクの空』の監督の作品だと思って感動的な物語を期待したら、とんでもない目にあいます。
テレビドラマ『ウォーキング・デッド』のデール、アンドレア、キャロルを演じた役者さんたちも出演しています。ファンには嬉しいところです。
▽以下の記事でも取り上げています。鬱映画の常連ですね^^;
▶︎『信じられないような絶望的な結末を迎える映画32本』
▶︎『気がめいる陰うつな映画』
「マーターズ」(2007)
監督:パスカル・ロジェ
出演:ミレーヌ・ジャンパノイ/モルジャー・アラウィ
製作:2007年/フランス
1970年初頭のフランス、行方不明となっていた少女リュシーが路上を彷徨っているところを発見される。何者かに廃墟に監禁され、長期に渡って拷問と虐待を受けていたリュシーは事件の詳細を語らないため、捜査は難航を極めていた。養護施設に収容されたリュシーは、少女アンナの献身的な介護で平穏な生活を取り戻してゆくが……。監督はフランス・ホラー界の新鋭パスカル・ロジエ。出典:http://eiga.com/movie/54486/
幼いころに監禁され虐待を受け、命からがら逃げだした少女が成長して執念で犯人を見つけ復讐を果たします。
ええ?!という展開で、びっくりして口が開きっぱなし!
すごいらしいという噂は聞いていましたが、あらすじを聞いただけで気が滅入ってしまい、なかなか手が伸びなかったのです。勇気を振り絞って鑑賞しましたが、やはりものすごく気が滅入りました。
なぜ少女は監禁され、なぜ虐待されなければならなかったのか…ぜひその目で確認してください。
そんな理由?マジか!!
「ソドムの市」(1975)
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ
出演:パオロ・ボナチェッリ
製作:1975年/イタリア・フランス
1975年11月2日、不慮の死を遂げたピエル・パオロ・パゾリーニの遺作で、ナチズムに加担する4人のファシストが少年少女を集めて繰り展げる一大狂宴を描く。引用:http://eiga.com/movie/46311/
原作はマルキ・ド・サドの『ソドム百二十日あるいは放蕩学校』
現代社会へのさまざまな批判が込められた作品です。
原作がサディズムの語源にもなっているサドなので、サディスティックな変態行為が次々と繰り広げられます。
変態行為を延々と見せられるのはつらい…。
というわけで、ちょっとだけ見て見るのを止めました。いつか機会があれば再挑戦…?いや、たぶんしないと思います。
「セルビアン・フィルム」(2010)
監督:スルディアン・スパソイエビッチ
出演:スルジャン・トドロビッチ
製作:2010年/セルビア
内容のあまりの過激さに世界各国で上映の際に多くのシーンがカットされるなど物議をかもしたセルビア製ゴア・スリラーのノーカット版。元ポルノ男優のミロシュは、怪しげな大作ポルノ映画への出演を依頼され、高額なギャラにひかれて話を引き受ける。ある豪邸につれていかれ、そこに現れたビクミルと名乗る謎の男から「大金持ちのクライアントの嗜好を満たす芸術的なポルノ映画が撮りたい」と諭されたミロシュは、具体的な内容の説明も聞かぬうちに契約書にサインしてしまうが……。引用:http://eiga.com/movie/57547/
未鑑賞です。
高額のギャラ目当てに「とある仕事」を引き受けた元ポルノ俳優が地獄の体験をします…。
かなりハードな身体描写があるらしく、あらすじちらっと見ただけでも吐き気を催しそうになります。私のグロテスク許容限度は越えてそうなのでこれから先も手が伸びることはなさそう。
私はホラー映画は好きなのですが身体的に痛い描写は苦手です。『マーターズ』も相当辛かった…。
▽この種のランキングの常連です。
▶︎『一度見たら二度を観る気になれないホラー映画17本』
▶︎『人間不信になる/絶望する映画25本(米サイトBuzzFeed選出)』
「アレックス」(2002)
監督:ギャスパー・ノエ
出演:モニカ・ベルッチ/ヴァンサン・カッセル
製作:2002年/フランス
パーティからの帰り道で、若い女性アレックスがレイプされる。それを知った彼女の婚約者はその復讐をしようと犯人を探し、彼女の元恋人はそんな彼を落ち着かせようと彼に同行する。監督は「カルネ」「カノン」のギャスパー・ノエ。「マレーナ」のモニカ・ベルッチと「ジェヴォーダンの獣」のバンサン・カッセルが共演。音楽はDAFT PUNKのトマ・バンガルテルが担当。引用:http://eiga.com/movie/1249/
内容をよく知らずに「夫婦共演かぁ。」と思ってうっかりレンタルしてしまい、後悔しました。
中身を見て、驚愕( ̄□ ̄;)!!
もう二度と見たくないです。誰かが酷く虐待される映画は本当に辛い…。
美しいモニカ・ベルッチがどんな目に合わされ、ヴァンサン・カッセルは何をするのか…。気になる方はその目で確かめてみてください…。正直なところ、ここまで過激な描写にする必要ある?って思いました…。
※当時ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチは夫婦でした。
▽この種のランキングの常連です。
▶︎【バッドエンド】『信じられないほど絶望的な結末を迎える映画32本(米サイト選出)』
▶︎『人間不信になる/絶望する映画25本(米サイトBuzzFeed選出)』
\映画・ドラマを楽しむなら/
「リリア 4-ever」(2002)
監督:ルーカス・ムーディソン
出演:オクサナ・アキンシナ
製作:2002年/スウェーデン・デンマーク
旧ソ連とスウェーデンを舞台にした(現実に行われている)売春奴隷犯罪について真正面から描いた映画である。監督・脚本はルーカス・ムーディソン。主演の少女は無名の子を使った。引用:リリア 4-ever – Wikipedia
鑑賞済み。人身売買がテーマの作品です。
『トゥルース闇の告発』を見たときに、他に似た作品がないかと探して行き当たりました。
まだあどけなさを残す少女たちに、どうしてこのような鬼畜の仕打ちを行えるのか…。思わず目を背けたくなりますが、これは世界のどこかで実際に起きていることなのです。
▼こちらも人身売買がテーマになった作品です。レイチェル・ワイズ主演。
「リービング・ラスベガス」(1995)
監督:マイク・フィッギス
出演:ニコラス・ケイジ(アカデミー主演男優賞)/エリザベス・シュー
製作:1995年/アメリカ・イギリス・フランス
ラスベガスを舞台にアルコール依存症の男性と娼婦の救いようのない愛を描いた作品。
傷付き、絶望した男女の魂が触れ合う。最初から最後までまったく救いがない2人の愛ですが、とても美しいと感じます。ラスベガスのきらびやかなネオンの陰にある深い暗闇を思いました。
内容がきつすぎて、鑑賞後は1週間くらい落ち込んだままでした。でも好きな作品だったので、友人にすすめたらやはり1週間くらいは落ち込んだ気分が続いたそうです。暗いけど好きな作品です。
心に余裕があるときに見よう!
「アクト・オブ・キリング」(2012)
監督:ジョシュア・オッペンハイマー
製作:2012年/イギリス・デンマーク・ノルウェー
インドネシアで起こった「9月30日事件」を追ったドキュメンタリー作品。
100万人以上が殺害されたと言われるこの事件で、虐殺にかかわったとされる人物がドヤ顔で語っているそうです。気になってはいますが、ものすごい人間の暗黒を見てしまいそうで、鑑賞する勇気が持てずにいる作品です。
▼このサイトによると100%の確率で私の好みに合うそうです。
好みの映画をオススメしてくれるサイト「Taste」に登録してみた。
「鬼畜大宴会」(1998)
唯一の邦画がランクイン。
見たことないし初めて知りましたが、タイトルからして嫌な予感しかしません…。
「ハピネス」(1998)
監督:トッド・ソロンズ
出演:フィリップ・シーモア・ホフマン/ジェーン・アダムス
製作:1998年/アメリカ
未鑑賞です。
タイトルはいい話っぽいですが、小児性愛がテーマになっている作品です
うーん、絶対に苦手だと思うのですが、「ブラック・コメディ」であるということ、フィリップ・シーモア・ホフマンが出演していることは魅力を感じます。機会があれば見てみようかな。と思っています。
▽こちらの記事でも取り上げています。
▶︎『人間不信になる/絶望する映画25本(米サイトBuzzFeed選出)』
以上、『心がつぶれそうになる映画20本』でした。
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