群馬県の四万温泉にある「時わすれの宿 佳元」に一人で泊まってきました!
「女性のリピーター客が多い人気宿」ということで事前の期待も高かったのですがすっかり大好きになりました。
前回は大浴場と貸切風呂を紹介しました。どちらも落ち着いた雰囲気で私好み。特にステンドグラスのある貸切風呂が気に入りました^^
今回は夕食を紹介します♪よくある旅館の会席料理かと思いきや、ちょっとした工夫があってとても楽しめました。
四万温泉・時わすれの宿佳元 宿泊レポ一覧
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時わすれの宿 佳元|木の芽時の夕餉
夕食は19:00〜スタート一択。チェックイン順なのかプランによるのかわかりませんが18:00〜スタートのグループもあったようです。
場所は部屋食か個室を選べます。私は部屋食でゆっくり食べる方が好きなので部屋食でお願いしました。19:00〜少し前になると準備に来てくれます。
▼本日のお品書き。見てるだけで楽しい。食事が始まる直前のこのワクワク感、たまりませんね・笑
▼飲み物は毎度のことながらソフトドリンク。焼酎のメニューが充実しているのでお好きな方は楽しめそう。私はパッションフルーツジュース。
▼まずは座付け。
【座付け】独活と蛤の木の芽和え 生湯葉のべっこう餡掛け 海老とスナックエンドウ 子持ち昆布 天豆
四万温泉ではまだ咲いている桜の花が飾られていました。東京ではとっくに散ってしまっていたので嬉しかったな。天豆はほんのり塩気。全体的に薄味でした。
蛤の木の芽和えは木の芽の苦味がいい。口に入れると蛤の出汁がジュッと。器も貝の形です。生湯葉のべっこう餡掛けは湯葉がとろっとろ。餡をからめて食べるとさらにトロトロ感が増します。わさびがピリッとおいしかったです。こちらの味付けはしっかり目。
▼お次は寄せ向付。
【寄せ向付】鮪と蕨 百合根 岩魚とうるい 銀光と花山椒
お刺身ですが普通のお造りとはちょっと違ってました。
鮪にはわさびではなくてからしが添えられていて、この組み合わせは初めてだったのですが意外なほど合うんですよ。うるいはシャキシャキ。銀光(ぎんひかり)は群馬県の最高級のニジマス。味がついているのでそのままいただけます。
▼一番上はネギとカツオとわさびを混ぜ合わせたもの。これがおいしんですよ。いろんな魚と合わせて食べましたが、どの魚とも合いました。
▼続いて鍋物です。野菜たっぷりでおいしそう。こちらのお料理にもちょっと趣向があります。
ソップ炊きってなんだろう?と思いましたがちゃんこ鍋の代表的な調理方法で、ソップ=スープが転じたものらしいです。
【鍋物】塩ちゃんこ ソップ炊き 赤城鶏のつみれ 帆立の真薯 レタス 長葱 大根 春菊 木耳 生揚げ
▼メインの具材はこちら。帆立の真薯と赤城鶏のつみれ。
▼こんなの初めて。鍋には大きな昆布が敷かれていて、昆布のお鍋で煮ているような感じになります。煮れば煮るほど昆布の出汁が出てくるんです。出汁がたっぷり染み出したスープ、さらに赤城鶏のつみれからも出汁も合わさって本当においしかった!
▼ゴマを擦ってそのまま取り皿に。スープごと具材を入れていただきます。ゴマたっぷり。
続いて油物。天ぷらの登場です。
【油物】山菜の天ぷら
アスパラ、たらの芽、海老芋。揚げたてでアツアツ。それぞれ味がついているのでそのままいただけます。
▼ここで焼き物の肉料理が登場。
お肉大好きなので嬉しい。
【焼物】上州麦豚のロースト
お肉はできれば牛肉が好みですが笑、こちらの麦豚も柔らかくておいしかったので大満足。塩コショウのシンプルな味付け。柚子胡椒が添えられていてちょっとピリッとする辛さがおいしい。玉ねぎとクレソンが添えられています。玉ねぎ、とろっとろ!
▼お食事。春らしいたけのこご飯。
【食事】筍ご飯 汁物 香物
たけのこがたっぷり!上品な薄味でとてもおいしかった!
▼最後にデザートです。
【デザート】さとうきびプリンと花豆大福
自家製プリンは沖縄のザラメを使っているそうです。甘さ控えめでほろ苦でとろとろ。大福も柔らかくておいしい!
塩ちゃんこ鍋がスープまでおいしくいただけてボリュームあったので最後はかなり満腹になりました。
上州麦豚、赤城鶏、銀光など、地元・群馬の食材がふんだんに使われてました。旅先では地元のものを食べたいのでこういうの嬉しい。
宿ならではの個性が感じられる料理で、こういう料理は印象に残りますね。「この料理を食べにまた来たい」と思わせてくれます。塩ちゃんこ鍋の昆布出汁は本当においしかったなぁ。昆布がとろけそうになるくらいにグツグツ煮られて、鶏の出汁と合わさっていい味になってました。
食べ終わったらフロントに電話して片付けに来てもらいます。で、朝食の時間を確認したら布団も敷いてくれてあとはゴロゴロ。
この上げ膳据え膳がたまらなく快適。温泉旅館に来たくなる大きな理由のひとつ笑。何もしなくていいって最高に贅沢です。
このあとはゴロゴロして漫画を読んだり、お風呂に入ったり、ロビーでレッドベリジュース飲みながら休憩したり、と一人時間を満喫しました。
一人で温泉に行って何が楽しいの?って言ってくる人がたまにいるけど、この一人時間が楽しいのです。
次は時わすれの宿 佳元の宿泊レポの最終回。朝食編と四万温泉街の町並みをちょこっと紹介します。
時わすれの宿 佳元(よしもと)の宿泊予約について
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