夫婦2人で行く、諏訪温泉「萃 sui-諏訪湖」宿泊レポ、その④です。
前回は開放感たっぷりのレイクビューが堪能できる屋上展望風呂「綿雫(わたしずく)」のご紹介をしました。「湯あみ」を着用して入る、独特のスタイルのお風呂でした。
今回は夕食についてのお話です。
萃 sui-諏訪湖(すい すわこ)の宿泊レポ
今までにない意外な食材の組み合わせに驚かされるなど、意外性があり、それにお出汁が最高においしかったんです!
夕暮れ前に展望風呂に入りたかったので、夕食の時間は19:00にしてもらいました。(チェックイン時に確認してくれます。)
たっぷりレイクビューのお風呂を堪能したら、いざ晩ごはんです。
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萃 sui-諏訪湖(すいすわこ) 寛ぎの膳
夕食は個室の食事処にていただきます。
食事処の場所は泊まっている部屋と同じフロアにあります。萃 sui-諏訪湖は1フロアに2部屋ありますが、各部屋の食事処が同じフロアにある造りになっています。なので移動は楽です。
時間になったらスタッフさんが迎えに来てくれて、お部屋に案内してくれます。
▼こちらが食事処
ついたてで区切っただけの「個室風」ではなく完全個室です。ゆったりとした音楽が流れていて、人の話し声も一切聞こえてこない静かな環境です。
▼お品書き
食前酒は、えーっと、あんず?ゆず?だったかな?限りなく下戸の私ですが、美味しく飲みました。ちょこっと食前酒くらいなら飲めます^^
食前酒のあとはソフトドリンクまっしぐら。アルコールはワイン、地酒、ビール、メニュー豊富でした。(飲みたいよぅ…)
▼「デトックス」という飲み物をオーダー。りんご果汁をベースに砂糖を一切加えずにハーブをブレンドしたという、美容意識高めの飲み物です^^
ではお食事のスタートです。
蒸し物
枝豆の冷やし茶碗蒸し
赤いのはトマトペースト。その上にはジュンサイがのっています。
「茶碗蒸しにトマト?!」と最初はびっくりしたんですよね。大丈夫カナ?とも思ったんです(;^_^A
が、これが絶品!
トマトの下にある枝豆の茶碗蒸しは、お出汁の風味たっぷりで、口の中でミックスされる「和のお出汁と酸味のあるトマトペーストの組み合わせ」が絶妙なんですよ。
トマトと茶碗蒸しがこんなに合うとは思わなかった…。
口の中に入れると、ひんやりと冷たくて、それが心地いいんです。温泉で温まった体をほどよくクールダウンさせてくれる。
あんまり美味しいのでスタッフさんに「何のお出汁ですか?」と聞いてしまいました(※我が家ではちょっとした出汁ブームを迎えています。かつお節削り器「オカカ」を買いました!)
かつおと、宿特製の出汁だそうです。
揚げ物
揚げ茄子のべっこう餡かけ
茄子、うに、やまいも、えび、その上に吉野葛と出汁とみりんの餡がかかっています。
あー、やっぱりお出汁がおいしい…。とろけるほどに柔らかい茄子に、しっかりからむ「あん」が最高なんです!
小鉢
鱧南蛮漬け
夏と言えば鱧(はも)!
夏野菜入りのさっぱりしたみぞれがかかっています。一味唐辛子がかかっていて、ちょこっとピリ辛、大人の味です(*´∇`*)
椀物
加茂七豆腐の吸い鍋
お鍋が出てきました。目の前で火をつけてくれます。「加茂七豆腐」はお店の名前だそうです。
▼ねぎ、かつおぶし、七味などの薬味をお好みで。
▼完成
これがまた、お出汁たっぷりでたまらなく美味しかった。クリーミーで濃厚です。
豆腐好きの私には嬉しい一品。二人ともおかわりして、完食しました(*^-°)v
お造り
旬のお造り二種
- いわな
- サーモンの昆布締め
わさびは生わさびをすりおろして。もちろん安曇野産のわさびです。長野と言えば、安曇野産わさびが有名ですよね。
焼き物
季節の魚の神渡酒酒粕漬け
お魚はスズキです。インゲンの胡麻和えを添えて。
お皿の濃い緑にお魚の白が映えてキレイだった。個性的で印象に残るうつわが多かったです。センスいいなぁって、どんな器が出てくるか、楽しみになります。
中皿
心太叩き蕨添え
心太、読み方は「しんた」ではなく「ところてん」です。
ところてんって、おやつのイメージがあったのですが、さっぱり酢醤油でいただきました。口の中がさっぱりリセットされたところでメインの登場です。
火の物
信州牛ももステーキ
▼お、何か来た。
▼お肉(*´∇`*)
スタッフさんが焼いてくれます。すでに火は通っているのであたためる程度。そして…。
▼ごまだれ、どばぁ~。
あ、かけちゃうんだw(*゚o゚*)w
と、ちょっとびっくりしました(笑)
▼完成
茹で卵、ほうれん草、長ネギ、信州牛もも肉。
ゴマダレを上から、どばっとかけた時は驚きましたが、じゅわーと肉とともに軽く煮たてたゴマダレは、少ししょっぱめですが、美味でした。甘いごまだれよりもちょっとしょっぱめが好きです。
長ネギがとろとろでウマウマ。お肉も柔らかくておいしいです。(もっと食べたかった…ヾ(~O~;) コレ)
ごまだれをつけるのではなくて、かけて食べるところは少々好みが分かれるかもしれませんね。
ご飯
季節の土鍋ご飯
▼あ、またなんか来た(笑)
▼土鍋の中身は「ふきとしらすの炊き込みご飯」
鮮やかな緑の美しいこと(*’▽’*)わぁ♪
スタッフさんが蓋をあけてくれた瞬間に思わず、声が出たほどきれいだった。
▼お漬物とお味噌汁
この炊き込みご飯、超おいしい…。シンプルな塩味で、しらすからしっかりと、出汁が出ています。サクサクとした、ふきの歯ざわりが新鮮で、いくらでも食べられそうだった。
お漬物は「漬物職人」がつけたもの、とのこと。これがまた美味しいのよ…。お味噌汁は三つ葉となめこ。お味噌はタケヤみそ。近くに工場があります^^
水菓子
黒糖ゼリー蚕豆ソース
「ゼリーに蚕豆(そらまめ)ソース…?!」とびっくり。
見た目は抹茶に見える美しい緑色なのですが、色の正体は抹茶ではなく「そらまめ」です。
珍しい組み合わせですがこれがおいしいんです。
そらまめソースは豆の青臭さは全然なくて、抹茶とは違う甘さがあります。黒糖のコクのある甘さとのマッチングも最高(*´ο`*)=3 はふぅん
すべての料理がおいしくて、おかわりしたいくらいでした(笑)
夕食まとめ
- 意外性のある組み合わせ
- だしが美味しい
- 全体的に薄めの味付け
温泉宿では「おいしいけれど印象に残らない料理」に出会うこともあります。無難というか無個性というか。
けれど「翠sui諏訪湖」は、意外性や驚きがあり強く印象に残る料理が多かったです。少しひねった味付けや組み合わせ、というんでしょうか。
特に最初に登場した「枝豆の茶碗蒸しトマトペーストのせ」は、これから先も忘れえぬ一品となりそうです。
何より「お出汁」が最高に美味しかった!!
「宿の特製出汁」とおっしゃっていたので、何か独自の工夫がされているのかも。えだまめの茶碗蒸しが美味しかったのも、お出汁の存在が大きいです。出汁と素材の味を生かすためでしょうか、全体的に薄めの味付けです。
個室食事処で同じスタッフさんがずっと対応してくださるので、静かに落ち着いて食べられます。あぁ、また食べたいなって思えるお料理でした。
量については、「加茂七豆腐の吸い鍋」がけっこうボリュームがあったせいもあり、我々は満腹でした。おなかいっぱいで動けなくなるほどではなく、ほどよい満腹感ですv(*’-^*)-☆ ok!!
***
▼お部屋に戻ると寝る準備が整っていました。パジャマもベッドの足元にスタンバイさせてくれてた。
食事中にスタッフさんが入って整えてくれます。この時に使用済みのバスタオルなども交換してくれます。至れり尽くせり!(事前に入っていいか確認してくれますので、抵抗あるようでしたら断っても大丈夫です。)
余った炊き込みご飯はおにぎりにしてくれ、冷たい水、氷、おしぼりとともにお部屋にお届けしてくれました。
お部屋のお風呂に入って、再び展望風呂にも入って、まったりしているうちにおなかも空いてきて、美味しくいただくことができました♪
次は最終回、朝食とまとめ編です。
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