【野の花亭こむらさき】③夕食編＊季節の懐石料理を部屋食で｜伊豆下田温泉

本レポの内容は訪問時のものです。最新情報は公式サイト等でご確認ください。

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前回はお部屋の紹介をしました。「野の花亭こむらさき」は全部で5室しかない小さなお宿で、全室に源泉かけ流しの専用露天風呂がついています。

今回は夕食を紹介します！

野の花亭こむらさきの宿泊レポ

下田は開国の町。というわけで野の花亭こむらさきでは和を基本としながら、異国情緒を感じさせる洋を取り混ぜた創作懐石料理を楽しむことができます。

野の花亭こむらさき　部屋でいただく季節の懐石料理

食事は18：00～スタート。チェックイン時に決めておきます。私が宿泊した日は満室で仲居さんも忙しそうでした。

▼ずらりと並んだ料理の数々。品数が多い！

それでは夕食スタートです。

▽先付、前菜、食前酒が一緒に運ばれてきます。

▼食前酒。柑橘系の果実酒です。

▼続いて先付。柿の白和えです。

▼前菜。栗や紅葉麩など、秋を感じさせてくれる盛り付け。お皿もかわいいです。

内容は以下の通り。

お品書きにあった銀杏は煮こごりに変更になっていました。衣かつぎはサトイモを揚げたものだそう。もっちりした食感。

鶏肉かと思ったら金目鯛の燻製でした。食べてみると周りは香ばしく中身はしっとりしており、美味しかった。

▼次は先椀。器は濃いグリーン。吸い込まれてしまいそうにきれいな色です。

▼中身は晩秋にふさわしいメニュー「松茸土瓶蒸し」

スダチをかけてさっぱりいただきます。お出汁も美味しいので全部飲み干しました！

▼御造り。

お魚は4種類。どれも白身の食べやすい魚です。

▽どどーんと伊勢海老がまるごと1匹。あたまは翌朝のお味噌汁の具になります。身がプリプリでおいしかった！

▼蒸し物はアクアパッツァ。

今まで和の料理が続いていたため、いきなりアクアパッツァが登場してちょっとびっくり。

具材はホタテ、ムール貝、エビ、サザエ、ミニトマト、ブロッコリーなど。

スタッフさん曰く、「お出汁が美味しいのでスープまで飲んでください」とのこと。確かに魚介のお出汁がしっかり染みだした薄味のスープは美味しくて、全部飲み干しました(笑)

▼洋皿。ビーフストロガノフです。

しっかり濃い目の味付け。お腹がいっぱいになりかけていたので、少々苦しかった。できればお肉はビーフストロガノフじゃなく、ステーキで食べたかったかもしれない。付け合せのブロッコリーが冷たかったのはちょっと残念…。

▼油物

エビ、なす、シシトウ、かぼちゃの天ぷら。揚げたてでアツアツ。塩をかけていただきます。

▼焼き物

シンプルに塩とレモンをしぼっていただきます。そのシンプルさが好み。エビ好きなので、お刺身、天ぷらなどいろいろな調理方法でエビが食べられるのは嬉しかったです。

▼煮物

ほっこりするあっさり味の煮物。蕪は柔らかく煮込まれてトロトロでした。

▼酢の物

もずく酢にとろろとイクラがトッピングされたもの。やや酸味が強めかな。

▼御飯・止め碗・香の物

▽お味噌汁は海藻たっぷりの具だくさんのお味噌汁でした。

お腹がはちきれそうで苦しかったですが、お米が出てくるとやっぱり食べたいと思ってしまう。というわけで、完食しました。

▼デザート

さっぱりして食べやすかったので、なんとか完食！ふう～、ボリュームたっぷりな夕食で動けないほど満腹になりました。

▼地下1,000メートルから汲み上げた深層水を持ってきてくれます。冷えていて湯上りに飲むと美味しかったです。

▼食事が終わったらお布団を敷いてくれました。あとはお風呂に出たり入ったり、テレビ観たりして、ゴロゴロして過ごしました。

▼1口サイズの小さなおにぎりが2つ。お風呂に何度も入っているうちにお腹に余裕も出てきたので、夜遅くにいただきました。

とにかくボリュームたっぷりで食べごたえがありました。御造りが2種類あるのも嬉しいですね。伊勢海老や松茸などの高級食材も食べられましたし、大満足です。

ただ、ドリンクを自分で冷蔵庫の中から出して飲むのがちょっと寂しかったかな。私はペットボトルの緑茶を飲みましたが、もっと他の飲み物もあればよかったかなぁ。

次回は最終回、朝食編です。名物むらさきいものグラタンがおいしいです！

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