夫婦二人で行く草津温泉の旅レポ、今回が最後になります。
前回は朝食のご紹介をしました。和食と洋食、好みで選べます^^
今回は草津観光のお話をちょこっと。
チェックイン前後に時間があったので草津の町を散策しました。
草津温泉とは
草津温泉は「日本三大名泉」、温泉番付「東の横綱」に名をあげられる全国的にも有名な温泉地です。ここでちょっと豆知識♪
日本三名泉とは…
草津は日本三名泉のひとつと言われますが、三名泉ってご存知ですか?一般的に以下の3つの温泉を指すようです。確かに、どの温泉も全国的に有名ですね!
- 草津温泉(群馬)
- 有馬温泉(兵庫)
- 下呂温泉(岐阜)
江戸時代の儒学者・林羅山が記した書物にそのような記載があるそうです。温泉番付の西の横綱は「有馬温泉」有馬温泉、強い!!
有馬温泉は有岡城に幽閉された黒田官兵衛が、解放されたのち、逗留して養生としたと伝わっています。
草津温泉に行くには?東京からのアクセス
上野から「特急草津」に乗り、長野原草津駅で下車。そこから草津温泉行きのバスに乗り込み、バスに揺られて約25分で草津温泉のバスターミナルに到着します。
さすが全国的な知名度と人気を誇る草津温泉だけに、観光地としての整備が行き届いているなぁという感じ。観光客もひじょうに多く、賑わっていました。
帰りのバスについての注意点
ここでひとつ注意点があります。
バスで来られた方は帰りもバスを使うと思うのですが、チケット売り場はかなり混みます。
切符を買うのに大行列ができていたので、時間に余裕を持って先に切符を買ってから観光を楽しんだ方がいいと思います!
帰りのバスの切符は早めに買おう!売り場が大混雑します。
バスから降りて坂を少々下ってゆくと、有名な湯畑が迎えてくれます。
湯畑
テレビや雑誌などで必ず写真が紹介される草津のシンボル「湯畑」
ずらりと並んだ「湯桶」は湯の花を沈殿させています。草津土産の「湯の花」はここから採れるそうですよ~。
八代将軍御汲み上げの湯枠
江戸幕府の八代将軍徳川吉宗(※暴れん坊将軍)はこの枠の中で汲んだお湯を、なんとはるばる江戸まで運ばせたらしいです。そりゃあ、大変だ。
湯滝
豪快な滝!
ごうごう音を響かせつつ、もうもう湯気を立ち込めさせながら猛烈な勢いで湯が湧き出ていますが、その量は毎分4000リットルだそうです。
この風景も草津と言えばココ!っていう感じの有名な場所ですね。
記念写真を撮る人がひじょうに多いので、人がいなくなるタイミングを見計らってパチリ。
岩には緑の藻。これは「イデユコゴメ」という種類の藻らしい。強酸性の場所を好むツワモノ。
草津を訪れた人いろいろ。
湯畑の周りに張り巡らされた柵には、草津を訪れた著名人の名前が刻まれています。
前田利家
加賀百万石の大名、前田利家。
豊臣秀吉亡き後は五大老の筆頭として徳川家康に睨みを利かせ、幼い秀頼の傳役も勤めました。
病床に臥しても抜身の短刀を布団の中に忍ばせていたというエピソードが伝わっており、直江兼続の生涯を描いた大河ドラマ『天地人』では宇津井健さん演じる前田利家が、床に臥せった利家を見舞いに来た家康に短刀を突きつけ、豊臣への忠誠を再度誓わせるという印象的なシーンがありました。
利家は前田慶次のおじさんだそうで。
前田慶次はずーっと架空の人物だと思ってました…。実在の人で慶次は関ヶ原の戦いが起こった時には上杉景勝の元で戦ったそうです。(歴史好きの夫のうんちくの受け売り)
渥美清
「男はつらいよ」シリーズで寅さんを演じた国民的俳優。
吉永小百合が出演してる作品を1作だけ観たことがあります。
ルシウス
テルマエ技師のローマ人、ルシウス・モデストゥス。
(※実在はしません。漫画及び映画のキャラクターです。)
お土産物やが立ち並ぶ「西の河原通り」を抜けて、西の河原に向かいます。
賽の河原(さいのかわら)と穴森神社
雪が降り積もった白い風景の中に浮かび上がるように建っている神社が見えてきます。
一帯には遊歩道が整備されていますが、雪の季節は足元にご注意を。
ごつごつとした岩が転がる荒涼とした風景が「賽の河原」を似ているから名づけられたとも。ところどころ熱いお湯が沸きだしているところがあり、湯気が立ち上っている。
「瑞祥の池」「琥珀の池」など濃い緑の池もあって幻想的です。
こちらは「琥珀の池」
穴森神社
旅先で小さな神社を見つけたら、必ず夫婦でお参りするようにしています。
土地の神様にご挨拶とお礼を言うために。
「こんにちは。遊びに来させていただきました。」
「お世話になります。ありがとうございます。」
登り切った頂上から見下ろすとこんな感じ。転げ落ちないように!!
私、本当にどんくさくてすぐに転ぶんですね。加えてとても怖がりなもので、この階段を登るのに「転ばないように!」と力を入れすぎて、ちょっと筋肉痛になりました…。
そんなになるのは私だけだと思いますけど…気を付けてくださいね。
▼きつねさんも雪まみれ。
▼傍を流れる小川も温泉。湯気がもうもうと立ち込めている。
▼赤と白。
この近くには足湯や、露天風呂、片岡鶴太郎美術館などもあります。
以上、夫婦二人で行く草津温泉の旅のお話でした。
読んでいただきありがとうございました。
今回の草津旅行で宿泊した宿は「湯宿 季の庭」です。宿泊レポはこちら。
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