1970年代を代表する名作・傑作映画をピックアップしてみました。
管理人が実際に鑑賞した洋画を中心に選んでいます。アクション、ホラー、ヒューマンドラマ、ラブストーリー等、各ジャンルから選ぶように心がけましたが片寄りもあります。
まだまだ見ていない名作が数多くあるので、随時追記をしていきたいと思います。
▽その他の年代についてはこちら
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『大空港』(1970)
監督:ジョージ・シートン
出演:バート・ランカスター/ディーン・マーティン/ジーン・セバーグ
突然の大雪に閉ざされた空港を舞台した作品でパニック映画の元祖とも言われています。
複数のキャラクターが登場してそれぞれのエピソードが交錯する群像劇のスタイルで、バート・ランカスター、ジーン・セバーグ、ディーン・マーティンら当時のスターたちの豪華な共演が見どころです。
第43回アカデミー賞では最多の10部門でノミネートされました。うち、ヘレン・ヘイズが助演女優賞を獲得しています。
『ある愛の詩』(1970)
監督:アーサー・ヒラー
出演:アリ・マッグロー/ライアン・オニール
両親の反対を押し切り身分違いの結婚をした若い2人。幸せに暮らしていたけれど妻は病に冒されてしまいます・・・。
「愛とは決して後悔しないこと」
というセリフで知られる”泣ける純愛映画”として大ヒットした作品です。
『小さな恋のメロディ』(1971)
監督:ワリス・フセイン
出演:マーク・レスター/トレイシー・ハイド
幼い少年と少女の初恋をみずみずしく描いた作品。
懐かしさと甘酸っぱさで胸がいっぱいになります。(管理人にはこんな素敵な初恋の思い出はないので想像です)
作品を彩るビー・ジーズの名曲の数々も胸に染みます。
『時計じかけのオレンジ』(1971)
監督:スタンリー・キューブリック
出演:マルコム・マクダウェル
鬼才スタンリー・キューブリックによるティストピアもの。かなり内容はヘヴィです。。
イギリス・エンパイア誌が選んだ『史上最高の映画』76位にランクインしている映画史上に残る名作です。
▶︎『史上最高の映画100本』古今東西の名作映画たち(イギリスエンパイア誌選出)
『ゴッドファーザー』(1972)
監督:フランシス・フォード・コッポラ
出演:アル・パチーノ/マーロン・ブランド/ダイアン・キートン
マフィアのドン、コルレオーネ一族の栄枯盛衰を描いた一大叙事詩。
マーロン・ブランドの圧倒的な存在感はまさにマフィアのドンにふさわしい。普通の人間としていきていくことを望み、苦悩する後継者マイケルがだんだんと”ドン”へと成長していく、その変化の過程もみどころです。
マイケルを演じたアル・パチーノの代表作です。
20世紀を代表する名画でイギリスのエンパイア誌が選んだ『史上最高の映画100本』で堂々の1位に輝いています。
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『燃えよドラゴン』(1973)
監督:ロバート・クローズ
出演:ブルース・リー
世界中の少年がブルース・リーに憧れました!
今なお、多くのファンを持つカンフー映画の傑作です。
『地獄の逃避行』(1973)
監督:テレンス・マリック
出演:マーティン・シーン/シシー・スペイセク
1958年にネブラスカ州で実際に起きた事件を元にした作品で、父親を殺した少年と逃避行を繰り広げる少女の姿を描いたロードムービー。テレンス・マリックの監督デビュー作です。
本作はデヴィット・フィンチャー『セブン』やクエンティン・タランティーノ『ナチュラル・ボーン・キラーズ』『トゥルー・ロマンス』など、数多くの作品に影響を与えました。
美しい映像と音楽、シシー・スペイセクの不思議な存在感が際立ち、まるで詩のような作品です。
▽下記の記事でも取り上げています。
▶︎【おすすめのロードムービー】人生を変える旅に出たくなる映画。
『タワーリング・インフェルノ』(1974)
監督:ジョン・ギラーミン
出演:スティーブ・マックイーン/ポール・ニューマン/フレッド・アステア
世界最大の超高層ビルで火災が発生。ビルに取り残された人々は果たして生きて生還できるか?
スティーブ・マックイーン、ポール・ニューマン二大スターが共演したパニック映画の最高傑作の1つ。
70年代制作の古い映画ですが、多数のキャラクターの豊かな個性と混じり合う人間関係は見ていて飽きることなく見ごたえ十分。
ウィリアム・ホールデン、フレッド・アステア、フェイ・ダナウェイ等、とにかくキャストが超豪華!当時の大スターが大集結した作品です。
『愛の嵐』(1974)
監督:リリアーナ・カヴァーニ
出演:シャーロット・ランプリング/ダーク・ボガード
ホテルのポーターとして働く男には”ある秘密”がありました…。
男はユダヤ人の強制収容所に収容されていた囚人の少女に対して虐待を行なっていた。加害者の男と被害者の少女はホテルのポーターと客として偶然再会することに…。
常識を超えた愛の形が描かれます。共感できるかどうかは難しい部分がありますね。設定を含め醜悪だと感じる部分もあります。
ただ、現在も第一線で活躍を続けている大女優シャーロット・ランプリングの美貌は必見です。上半身裸でサスペンダーとナチ帽を被ってのダンスシーンはあまりに有名。本当に美しいです。
シャーロット・ランプリングは大好きな女優さんの1人。この映画を見てますます好きになりました。
『悪魔のいけにえ』(1974)
監督:トビー・フーパー
出演:マリリン・バーンズ/アレン・ダンジカー
チェーンソー持った殺人鬼「レザーフェイス」が若者たちに襲い掛かる!
レザーフェイスはまさかの殺人一家、家族全員が怖いんです!
単独の殺人鬼ではないところも本作の魅力だと思います。特におじいちゃんにびっくり。怖いんだけどちょっと笑ってしまう。
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『チャイナタウン』(1974)
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ジャック・ニコルソン/フェイ・ダナウェイ
『戦場のピアニスト』『ローズマリーの赤ちゃん』のロマン・ポランスキー監督作品。
映画史上に残るショッキングな結末を迎える作品で後味が悪すぎて言葉を失います。。魂抜かれた感じを味わいたい方にオススメ!
私は吐き気を催して、「頼むから勘弁してくれよ」って思いました…。でもそこが好き。
▽こちらの記事でも紹介しています。
▶︎【バッドエンド】『信じられないほど絶望的な結末を迎える映画』
▶︎【ロサンゼルス】が舞台のおすすめ映画|映画で世界を旅しよう♪
『ジョーズ』(1975)
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:ロイ・シャイダー
巨大サメが次々に人間に襲いかかります!
誰もが耳にしたことのあるテーマ曲の「来る、来る、来る!」って感じ、あの緊張感はクセになりますよね。観客をどうやって怖がらせようか、スピルバーグが計算し尽くして作り上げた作品です。
▽『史上最高の映画100選』では8位にランクイン♪
▶︎『史上最高の映画100本』古今東西の名作映画(イギリス・エンパイア誌選出)
『カッコーの巣の上で』(1975)
監督:ミロス・フォアマン
出演:ジャック・ニコルソン
精神病院が舞台になった作品で、非人道的に患者を抑圧しようする病院に患者たちが氾濫を起こします。
アメリカン・ニューシネマの傑作にして、映画史上に残るバッドエンド映画として知られています。ジャック・ニコルソンのクライマックスの演技は壮絶です…。
▽以下の記事でも取り上げています。「史上最高の映画100本」では43位にランクインしています。
▶︎【バッドエンド】『信じられないほど絶望的な結末を迎える映画』
▶︎『史上最高の映画100本』古今東西の名作映画(イギリス・エンパイア誌選出)
『ネットワーク』(1975)
監督:シドニー・ルメット
出演:フェイ・ダナウェイ/ウィリアム・ホールデン
架空のテレビ局を舞台に視聴率競争に踊らされる業界人たちを風刺した社会派映画。監督は『狼たちの午後』『12人の怒れる男』のシドニー・ルメット。
視聴率を追い求めて過激化していく報道の姿が描かれます。まさに「何でもアリ」状態…。
でも、今もこの頃とそんなに変わっていないのではないか…。昨今の煽り立てるような報道を見ているとそんな気もしますね。報道が数字を追い求める限り変わることはないのかも。
『ピクニックatハンギング・ロック』(1975)
ピクニック at ハンギング・ロック ディレクターズ・カット版 [DVD]
監督:ピーター・ウィアー
出演:レイチェル・ロバーツ
ハンギング・ロックという山にピクニックに出かけた少女たちが姿を消してしまった…。彼女たちにいったい何が起こったのか?
難解な作品で真相は明かされないまま映画は終わります。意味がわからない部分も多いですが、謎めいた雰囲気が魅力的。なぜか惹きつけられる不思議な魅力がある作品です。
\映画・ドラマを楽しむなら/
『オーメン』(1976)
監督:リチャード・ドナー
出演:グレゴリー・ペック
6月6日6時に生まれた悪魔の子ダミアンが引き起こす悪夢。
「子供は愛らしい」という先入観が大きく覆される映画。その後も続編が複数作られた他、リメイク、テレビドラマ化など繰り返し映画化されている人気の高いホラーです。
愛らしいどころか、憎らしくてたまらないダミアンくん。毎年6月6日になると、ダミアンもう生まれたかな?って気になります笑
▽こちらの記事でも取り上げています。
▶︎【子どもが怖い】大人を恐怖に陥れる!こわい子どもが登場するおすすめ映画。
『ロッキー』(1976)
監督:ジョン・G・アヴィルドセン
出演:シルヴェスター・スタローン/タリア・シャイア/バート・ヤング
テーマ曲を聞いただけでテンションがあがります。
シルベスター・スタローン主演の傑作ボクシング映画。
当時、役に恵まれなかったスタローンは生活のために飼い犬さえ手放さなくてはならないほど困窮していました。しかし、『ロッキー』の脚本を自ら書き上げ、売り込み、主演し、ヒットさせてスターにのぼりつめました。
後日、買い戻した愛犬”バッカス”は本作にも登場しています。このエピソードを知ると、映画の中でロッキーが「バッカス、バッカス」と呼ぶ声に深い愛情を感じてグッときますね。
『ロッキー』シリーズはその後も続編が作られ、またロッキーのライバルであるアポロの息子を主人公にした『クリード』シリーズも制作されています。2018年制作の『クリード 炎の宿敵』ではアポロの息子アドニスとアポロを死に追いやったイワン・ドラゴの息子ヴィクターとの死闘が描かれました。
▽『史上最高の映画100選』では84位にランクインしています。
▶︎『史上最高の映画100本』古今東西の名作映画(イギリス・エンパイア誌選出)
『キャリー』(1976)
監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:シシー・スペイセク
サイコキネシス能力持ついじめられっ子の少女キャリーが、同級生たちに復讐し血祭りにあげます。
主人公キャリーを演じたシシー・スペイセクを見ていると「いじめたくなる」雰囲気を見事に醸し出している…。これはすごいと思う。イライラさせる何かがあるんですよね。(もちろんいじめていいわけではありません)
キャリーの母親は強烈な毒親で、この母の元で育たなければキャリーの人生はもっと楽なものだっただろうと思わせる抑圧的な母です…。
ラストシーンはめちゃめちゃ怖い。思わず悲鳴をあげました。
2013年にリメイクされていますが、リメイク版はヒロインを演じたクロエ・グレース・モレッツがかわいすぎるんですよね。クロエが演じたキャリーは女子にいじめられても男子にはモテるはず!みたいな違和感があって、オリジナルには及ばないんですよねぇ。シシー・スペイセクが良すぎなんですが。
▽こちらの記事でも取り上げています。
▶︎【女性が怖い】敵にまわしたくない怖い女が登場するおすすめ映画
『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)
サタデー・ナイト・フィーバー スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
監督:ジョン・バダム
出演:ジョン・トラヴォルタ
ジョン・トラボルタを一躍スターにしたディスコ映画です。
なんとなくポーズをまねたくなります(笑)
『未知との遭遇』(1977)
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:リチャード・ドレイファス
宇宙人と人類のコンタクトを描いた作品。
この作品に出てくる宇宙人は怖くないです(笑)人間に憑りついて体を乗っ取ったりはしないし、体内に卵を産み付けたりもしません。
▽下記の記事では4位にランクインしています。SF映画の名作として今もなお人気のある作品です。
▶︎『SF映画ベスト100』プロが選んだランキング!【Time Outロンドン版選出】
『サスペリア』(1977)
監督:ダリオ・アルジェント
出演:ジェシカ・ハーパー
ドイツのバレエ名門学校に入学した少女が遭遇する恐怖の出来事の数々…。
不穏な音楽と禍々しい色彩が恐怖心をあおります。のちの映画にも大きな影響を与えたホラー映画の名作。
『ゾンビ』(1978)
監督:ジョージ・A・ロメロ
出演:デビット・エンゲ
2017年に亡くなったジョージ・A・ロメロが作り上げたゾンビ映画の傑作。
今見ると特殊技術の点で見劣りする部分はあります。『28日後』『ワールド・ウォーZ』など、全力疾走するゾンビを描く作品も増えているので動きののろさを不満に感じる人もいるかもしれません。
けれど、ゆらゆらと不気味に揺れながらさまよい歩き人間を貪り食うゾンビの恐怖もなかなかのもの。人間社会への風刺やキャラクター造形もしっかりしておりストーリーも見応えがあります。特にショッピングモールでのシーンは名シーンです。
『天国の日々』(1978)
監督:テレンス・マリック
出演:リチャード・ギア
テキサスの農場を舞台に、雇われ農夫と農場主の姿を通し、愛と裏切、人間の弱さを描いた作品。
テレンス・マリックの作り上げた映像美に酔いしれることができます。
マジック・アワーの映像がとにかく美しいんです。
当時はCGもありませんので、すべて本当のマジックアワーを利用して撮影がされています。マジックアワーとは日が沈んでから完全に夜になるまでの約20分ほどの時間のことを指します。その時間、空はむらさきがかったブルーになり、とても柔らかい光に満ちます。
天候にも左右されるので毎日必ず現れるものではありません。その時間帯を狙って撮影するのだから、スタッフも役者も大変だったでしょうね^^;
『エイリアン』(1979)
監督:リドリー・スコット
出演:シガニー・ウィーバー
リドリー・スコット監督によるシリーズ第1作目です。
宇宙船に入り込んだエイリアンが次々と乗組員を殺していき、たった1人生き残った女性宇宙飛行士リプリーがエイリアンに立ち向かう。
宇宙を漂う船の中、という究極の密室において自分とエイリアンだけ。逃げ場はない。エイリアンを倒さなければ生き残ることもできない。そんな極限の状況下でのエイリアンとの死闘は見ごたえ十分。
▽続編である『エイリアン2』は1986年にジェームズ・キャメロン監督によって制作され、大ヒットしました。
▶︎【年代別おすすめ映画】1980年代の傑作・名作映画まとめ(洋画)
▽『史上最高の映画100本』『SF映画ベスト100』にそれぞれ選出されています。
▶︎『史上最高の映画100本』古今東西の名作映画(イギリス・エンパイア誌選出)
▶︎『SF映画ベスト100』プロが選んだランキング!【Time Outロンドン版選出】
『クレイマー、クレイマー』(1979)
クレイマー、クレイマー コレクターズ・エディション [SPE BEST] [DVD]
監督:ロバート・ベントン
出演:ダスティン・ホフマン
幼い息子の親権を争う夫婦の姿を描いた作品です。
突然妻が家を出て行ってしまい、それまで仕事一筋だった父親が幼い息子の世話に奮闘します。今まで妻にすべてまかせっきりだった男性が一人で子育て…。まぁ、大変ですよね(苦笑)
息子とのふれあい、子育てを通して父親が変わっていく姿が描かれます。
父親も母親の息子を心から愛している。だからこそ、手元で育てたいと願うのは当然ですが、それはもう片方の親からこの親権を奪うことでもあります。両方に挟まれた子供も辛いですよね・・・。
親子でフレンチトーストを作る有名なシーンがあります。本作を見るとフレンチトーストを食べたくなる!そんな人多いはず。
以上、1970年代のおすすめ映画でした♪まだまだ見たい映画があるので鑑賞したら追記していきますね。
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